いい関係性を作るために 4.感情の交流｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

いい関係性を作るために 4.感情の交流

2020年12月03日

2020年12月3日

今日のテーマは、
「いい関係性を作るために 4.感情の交流」
です。

いい関係性を作るための4つの基本は、

1.チア　(応援・声援・陽気)
2.リスペクト (承認)
3.ストローク (関わり)
4.感情の交流

でしたね。

4番目は「感情の交流」です。

人と人との交流にも、いろいろあります。
家庭でも職場でも、スポーツのチームでも、
目の前の「今すぐ必要なこと」や「今、急ぐこと」に関しては交流していますが、
感情面での交流ができているかどうかはまた別のことです。

相手の方の「本当の気持ち」が聞けているでしょうか？

家族とゆっくり話をしたことがありますか？
職場の同僚や上司・部下と仕事以外の話をしたことがありますか？

話をするといっても、あなたが一方的に話をするのではなく、
相手の「思い」をじっくり聴いてみましょう。
それだけで関係性がグンと良くなり相手の意欲にもつながるのです。

やり方はいろいろありますが、
簡単にできるのが１対１の面談。

面談と言っても上司が部下に意見するようなものではないですよ。

まずは聴く。
余計な口を挟まずに「うんうん」と頷きながら笑顔で話を聴く。
話が終わったら、
「話してくれてありがとう」
と、お礼を言う。

これが肝です。
そして、これがなかなか難しい。

ついつい口を挟んでしまうのです。

一度相手の気持ちを考えてみましょう。

思い切って話をし始めても遮られたり、
一生懸命に話している内容に意見されたり反論されたり。

あなたがその立場だったらどうですか？
「もう話すのは止めよう」と思ってしまいますね。

だから、黙って聴くのです。

自分の「思い」や「考え」を思う存分話せると、
「話を聴いてもらった」という満足感が生まれます。

また、
「この人は話を聴いてくれる人だ」という信頼感も生まれます。

意見や反論をされないという安心感も生まれ、
次もまた自分の「思い」や「考え」を話そうという意欲も生まれます。

いい関係性につながり、本人の成長にもつながります。
会社であれば会社の成長に、
チームであればチームの成長につながりますね。

Yahoo という会社では、
週に１回必ず上司と部下が30分間の面談をすることに決められているといいます。
どんなに忙しくても、その時間を確保するのだとか。

目的は部下の「才能と情熱を解き放つ」ため。
面談をすることにそれだけの価値があるとわかっているのですね。
素晴らしいことです。

上司と部下に限らず、
あなたの大事な家族やクライアントの方を思い浮かべて、
最近ゆっくり話を聴いたかどうか考えてみてください。

忙しくても時間を取り、関係性を良くすることを心がけましょう。

今日は、
「いい関係性を作るために 4.感情の交流」
のお話でした。

いかがでしたか？

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。