達成できる目標を立てる｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

達成できる目標を立てる

2021年02月01日

2021年2月1日

今日のテーマは、
「達成できる目標を立てる」
です。

「達成できる目標」という言葉はいろいろな風に受け取れますね。
いろいろな意味を込めて、そのように書きました。

1.達成しやすい目標
2.達成したかどうか判断できる目標
3.達成を自分がコントロールできる目標

どれも、とても重要なことです。

まずは、ひとつめ。
「達成しやすい目標」を立てる。

大きすぎる目標を立て、それをいきなり達成しようと考えると、
自分の力のなさに撃沈してしまいがちです。

これを回避するコツは、目標を細かく分割し、
「ちょっと頑張れば達成できる」という内容にし、
短期間の目標にすることです。

３年後にこうなる。
そのためには２年後はこうなっている必要がある。
そのためには１年後にはこうなっている必要がある。
だから、半年後にはこうなっていよう。
３か月後はこうだな。

じゃあ、今月はこれを目標にするぞ。

逆算して手前に近づけてくることで、「手の届く目標」になってきますね。

「達成しやすい目標」です。

ふたつめ。
「達成したかどうか判断できる目標」を立てる。

そもそもの「目標」の「達成可否」が不明確であったり、
明確には見えるけれども実は不確かだったりする目標は、
達成しにくいのです。

スポーツに例えるとわかりやすいでしょうか。

例えば、
「〇月〇日の市内大会で優勝できるようベストを尽くす」

「優勝」という言葉は入っているけれども、
それを本気で目指しているようには見えません。
「ベストを尽くす」の方に比重がかかっているようです。

ベストを尽くすことはとても大事なことです。
相手のことや環境などに左右されずにベストを尽くす。
常に意識しておきたいですね。

ですが、
それは「意気込み」であって、
「目指す標」ではありえないのです。

どこまでやればベストを尽くしたといえるのか、
判断がつきにくいと思いませんか？
達成感や自信につながりにくい目標です。

みっつめ。
「達成を自分がコントロールできる目標」を立てる。

例えば、
「〇月〇日の市内大会で400m走で優勝する」
だと、相手次第でどうなるかわからないですね。

「記録」という明確な指標のない競技の場合は、
勝つことを目標にしてオッケーです。
自分を磨き、徹底的に相手を分析して、勝つ作戦を立てましょう。

記録がある競技の場合は、記録を目標にすると達成しやすいですね。

「〇月〇日の市内大会で400m走で〇〇秒〇の記録を出す」

自分のできることに集中しやすい目標です。
「この記録なら勝てる」という目標タイムが設定できるなら、
「～の記録を出し、優勝する」
という目標にすればいいのです。

もちろん、マラソンのように駆け引きのある競技であれば、
記録よりも勝敗の方が大事な場合もあります。

目標の内容や、その時の状況に応じて意識してみてください。

今日は、
「達成できる目標を立てる」
というお話でした。

いかがでしたか？

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。