社会に出てからこそ学ぶ｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

社会に出てからこそ学ぶ

2021年02月22日

2021年2月22日

今日のテーマは、
「社会に出てからこそ学ぶ」
です。

日本の教育制度はものすごく優れていて、
全国どこへ行っても同じ年齢の子供たちはほぼ同じ内容の教育が受けられます。

「学習指導要領」というものが決められており、
学年ごとの指導内容が細かく定められているんですね。
階段を一段ずつ昇るようにステップアップする仕組みがあります。

ところが！

社会に出た途端にこの「学ぶ仕組み」がなくなります。

つまり、自分で学ぼうとしないと学べない。
学ぶ意欲がない人は、置いて行かれるということなのです。

どのようにステップアップするか、
ということがわからないのです。

会社や組織の中に「学ぶ仕組み」があることは極めて稀です。

そんなことにお金をかける余裕がない。
もしくは、
そこにお金をかけたくない。
と、考えることが多いからです。

もちろん「現場で学ぶこと」は多々あります。
が、目の前の事象から何を学ぶか・どう学ぶかは、
その人次第。
学ばない人は学ばないわけです。

例えば、
お客さま対応で失敗した。
上司から叱られた。
というケースを想定してみましょう。

ただ、
「失敗した。怒られた。こんなのイヤだ。」
と、捉える人と、
「失敗した。次は失敗しないように～しよう。」
と、失敗から学んで改善できる人とでは、
成長の仕方に雲泥の差があります。

失敗をどのように捉えるか。
その考え方を学んだか学ばなかったかで、
差がついていきます。

部下のいる方は、
思い当たることがあるかもしれませんね。

また、上司の叱り方にも差があります。

できなかったことだけを取り上げて、
ただただ叱る。
場合によっては感情に任せて怒る。
人格否定する。

これは困りものですね。

あるいは、

〇〇したことは良かったよ。
と、できたことを認めた上で、
△△についてはやり方が良くなかった。
～というように教えたはずだよ。
と、できなかった部分だけを注意する。

こういう上司もいるでしょう。

同じ失敗をしたとしても、
上司の接し方次第で部下のその後の行動が変わりそうですね。

上司という立場の人が、
部下への接し方・指導の仕方を学ばなければ、
自分が過去に言われた・された経験だけで接してしまいます。

意識せずにパワハラをしてしまうことにも繋がりますね。
「そんなつもりじゃなかった」
と言っても遅いのです。

学ぶ仕組みがない社会に出てからこそ、
自ら進んで学ぶ姿勢を持ち、
学べる環境を求め、
学び続けることが大事ですね。

今日は、
「社会に出てからこそ学ぶ」
というお話でした。

いかがでしたか？

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。