質問の仕方を変えてみる｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

質問の仕方を変えてみる

2021年03月22日

2021年3月22日

今日のテーマは、
「質問の仕方を変えてみる」
です。

いい質問をすると、いい答えが導かれます。
無意識にしている思考や行動にハッと気がつくからです。

それは、質問する相手が他者の場合はもちろんですが、
自分に対する質問も同じことです。

例えば、
部下やパートナー、自分の子どもが思うような動きをしてくれない。
腹が立つ。

その時、頭の中でどんなことを考えていますか？
どんな質問を無意識に自分に投げかけていますか？

「何であんなことをするんだ？」

でしょうか。

この問いに対して、あなたはどんな答えを導き出しそうですか？

・アイツの考えていることはおかしい。(自分が正しい)
・何故そんなことをしたのか問い詰めなければ。(理屈でねじ伏せよう)
・厳しく叱責してやろう。(強制的に行動を変えさせよう)

「自分の考えが正しい」という前提で、
それとは考えや行動が違う相手に責任を押し付けていますね。

同じ状況で、頭の中の質問を変えてみましょう。

部下やパートナー、自分の子どもが思うような動きをしてくれない。
腹が立つ。

「(腹が立っている)自分が得たい結果は何だろう？」
「(あの行動をしている)相手の得たい結果は何だろう？」

導き出す答えは、
・自分が得たい結果をまず明確にしよう。⇒相手の成長や安全・快適さ
・何のためにそれが得たいのか考えてみよう。⇒会社の成長や家族の幸せ・本人の幸せ
・相手の得たい結果と目的をゆっくり聞いてみよう。⇒傾聴・承認

でしょうか。

意識的に質問を変えることで、
その後の思考や行動が変わっています。

他者の動き方が「違う」と感じるのは、
得たい結果がズレていることが原因である場合が多いのです。

相手だけにその責任を押し付けるのではなく、
自分にも矢印を向けてそこを確認するのが先決ですね。

無意識に自分に投げかけている質問は、
意識して変えないことには変わりません。
そういう思考パターンが習慣になっているからです。

裏を返せば、
意識して質問を変えることで、
思考が変わり、行動を変えることができるということです。

人間関係も円滑になってきますし、
長期的に得られる結果にも大きく影響します。

試してみてくださいね。

今日は、
「質問の仕方を変える」
というお話でした。

いかがでしたか？

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。