捉え方の違いを意識する
2021年5月10日
今日のテーマは、
「捉え方の違いを意識する」
です。
目の前にある「事実」は同じでも、
人によって「捉え方」が違うということはよくあります。
例えば、
目の前にコップがあり、そのコップに水が半分入っているとします。
あなたはそれをどう捉えますか？
「コップに水が半分も入っている」
でしょうか？
それとも、
「コップに水が半分しか入っていない」
でしょうか。
どちらの捉え方がいいとか悪いとかいう話ではありません。
どちらの捉え方もできるという話です。
昨日、知人と話をしていました。
息子さんが野球をしていて、
チームの練習とは別によく一人で練習をしているそうです。
私は、
「一人で練習するなんて、意欲があって素晴らしいですね」
と息子さんを褒めました。
すると、その知人は、
「友達を誘えばいいのに、誘って断られると傷つくから、
傷つくぐらいなら一人の方がいいって、一人で練習してる」
と、不満そうです。
捉え方がまったく違いますね。
私は「意欲」の面から息子さんの自主練を捉えていますが、
知人は息子さんと友人との「関係性」から自主練を捉え、
それぞれの意見を述べています。
どちらの捉え方がいいとか悪いとかではなｲですし、
正しいとか間違っているということもありません。
違う捉え方があるということです。
立場も情報量も違うのですから違いがあって当たり前です。
物事はその人のフィルターを通して見えるのです。
これを自分事に置き換えてみましょう。
ある一つの事象が起こった場合に、
その事実をどう捉えるかは人によって違います。
わかりやすい例で言えば、
経営者と社員。
上司と部下。
親と子ども。
捉え方が違いそうだと思いませんか？
「自分と相手とでは捉え方が違うのだ」
ということを自覚し、
相手の立場になって考えてみるといいですね。
できれば、
「この事実をどう捉えたか？」
と、直接質問してみて、
「何故そのように考えるのか」
をフラットに聴いてみるといいですね。
相手の捉え方や考え方を聴くことで、
自分では気づけないことに気づき、対処の幅が広がります。
今日は、
「捉え方の違いを意識する」
というお話でした。
いかがでしたか？
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。
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