書くことで振り返りをする｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

書くことで振り返りをする

2021年05月31日

2021年5月31日

今日のテーマは、
「書くことで振り返りをする」
です。

前回は、書くことで準備をするお話でした。
書いて時間の準備と心の準備をしましょうと。

今日のお話は、
終わったことを振り返りましょうというお話です。

私自身は、以前はあまり振り返るということをしていませんでした。
「済んだことはすぐ忘れる人」だったんです。

切り替えが早いとか、嫌なことを引きずらないという意味では長所です。
ただ、それでは過去の経験を活かしにくいのです。

仕事の時は別です。
仕事は履歴を残す必要がありますから、
やり始まる前から履歴の残し方を考えて準備を整えて臨みます。

問題はプライベートでした。
日誌を書き始めたのは４年前ですから、
それ以前のプライベートの履歴はまったくなかったのです。

最近、ふとしたきっかけで自分の生きてきた軌跡を振り返ってみました。
考えるだけではなくて、出来事や気づいたことを書いていったのです。
すると、見えてくるんですね。
いいことも、悪いことも。

いい経験をした時は、どんな強みが活かされたのかがわかります。
なかなか「いい気分」です。

そして、ポイントは失敗や痛い目に合う経験をした時です。
まず、短所が見えますね。
同じ短所が別の機会に形を変えて何度も現れていることに気づきました。
これは衝撃でした。
「変わらなければ！」と思いました。

さらにもう一つ見えるのは、
失敗や痛い目に合う経験を、どうやって乗り越えてきたか。
沈んだらそのまま沈んでいるわけではなく、
沈んだところから上がっていくわけですから、
そこには自分の長所が隠されていました。

しっかり振り返ると、いい所も改善すべきところも両方見えてくるのです。
振り返りをしなければ、どちらにも気づかないままでした。

私の事例は、人生全体の振り返りという大きな話です。
これについてはまたゆっくりお話しましょう。

いきなりそこまでやらなくても、
日々のことを日々振り返ることで、
自分の長所や強みが見えてきて、
改善点も素早く見つけられるようになります。

一日の最後に、ほんの少し時間を取って振り返りをし、
「今日の良かったこと」
「もしもう一度やり直せることすれば」
だけでも考えて書いておきましょう。

考えるだけではなくて書くのがポイントです。
書いておくことで、長期の振り返りがしやすくなります。

スケジュール帳の端の方で結構です。
寝る前でも、一杯飲みながらでも、帰りの電車の中ででも、
日々の振り返りをしてみてくださいね。

今日は、
「書くことで振り返りをする」
というお話でした。

いかがでしたか？

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。