アドバイスはステップを踏んで｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

アドバイスはステップを踏んで

2021年10月28日

2021年10月28日

今日のテーマは、
「アドバイスはステップを踏んで」
です。

「良かれと思ってアドバイスしたのにイヤな顔をされた」
「一度アドバイスをしたら話をしに来なくなった」

そんな経験はありませんか？

あなたは「良かれ」と思ってアドバイスしたのに、
相手はそれを歓迎しなかった。
「あるある」ですね。

実は…、
アドバイスというのは相手を否定していることになるのです。

あなたは、もっと良くなるようにと思って、
「ここはこうする方がいいよ」
と言っているとしても、言われた側は、
「今のあなたのやり方は良くないんだよ」
と言われたのと同じなのです。

自分のことを否定されたのです。

「そんな受け取り方をする方がおかしい」
「物事をマイナスに受け取りすぎだ」
と思われたでしょうか？

でも、こんなことは誰にでもあります。

わかりやすい例で言うならば、
思春期の頃、親の言うことがいちいち癇に障ったとか、
学校の先生に何かを相談しに行ったことがないとか。

あなたにも経験がありませんか？

本人の受け取り方や考え方がどうというより、
双方の関係性がまず良くないのです。

いつもガミガミ叱られているとか、
お前はダメだと否定されてばかりいるなど、
関係性が良くない相手のアドバイスを積極的に聞きますか？

聞くことを避けようとする。
聞いているフリはしていても実は聞いていない。
そういうものです。

つまり、
あなたがアドバイスをしたいと思ったら、
まずは「相手との関係性を良くする」ことを考え、
相手のOKが出てからにするべきなのです。

ここで、今の自分に置き換えてみましょう。

「この人にアドバイスをしたい」
と思っているけれど、
すんなり聞きそうではないという相手はいますか。

その人に心を開いてもらうために、
どんな言葉をかければいいでしょう？

その人のことをどれぐらい知っていますか？
ゆっくり話を聴いてみたことはありますか？

その人のできること・得意なことは何ですか？
あなたはそれを言葉にして認めているでしょうか？

まずは仲間になる。
認める。褒める。
ここからです。

相手が、
「この人の言うことだったら聞いてみようかな」
と思ったのを確認してからアドバイスです。

そのためには、
自分から相手への接し方を見直すことが必要ですね。

相手の受け入れ態勢を整えるステップを踏んで、
必要なアドバイスをしてあげてください。

今日は、
「アドバイスはステップを踏んで」
というお話でした。

いかがでしたか？

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。