結果から逆算する｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

結果から逆算する

2022年08月25日

2022年8月25日

今日のテーマは、
「結果から逆算する」
です。

昨日、あるクイズ番組を観ていました。
観ていて気づいたことですが、
クイズにも「勝つためのセオリー」があります。

逆算思考です。

相手チームとの対戦形式の場合、
先にボタンを押した人に解答権が与えられるので、
とにかく「早い者勝ち」なのです。

ボタンを制する者が勝つ。

どんなに知識が豊富であっても、
先にボタンを押して解答権を得なければ、
永遠に解答することができません。

なので、いかに早く押すかが勝敗を左右します。

知識ではなく「ひらめき」を必要とするような問題や、
少ないヒントから正解を類推するような問題もありますから、
その場合は尚更「判断」や「決断」の速さが物を言います。

可能性を１から順に考え試していたのでは、
時間がかかりすぎてまったく勝負になりません。

では、実際にどのように逆算しているのでしょう？
そういう視点から解答者を観察してみました。

まず、問題についての説明があり、
その後例題が出されて正解と解説が伝えられます。
ここで素早く解法をイメージしているようです。

続いて問題が出されます。
問題が出始めたところであたりをつけて正解をある程度予測し、
「この中のどれかではないか」と的を絞っているように見えます。

問題を全部聞いてから考えるのではないのです。

そして、問題のヒントの中から消去法あるいは類推し、
「これが正解ではないか」
という判断を固めていきます。

そして、ここがポイント！
いけそうだと思ったら、
考えている途中であってもボタンを押します。

この決断が重要なのです。

まず、相手より先にボタンを押す！
全部考えて正解の確信を得てから押したのでは、
相手に先にボタンを押されてしまうかもしれないからです。

解答権を得ることが勝ちにつながる訳ですから、
８割方いけると思ったら押します。
そこでまず「勝つ」のです。

ボタンを押したら名前が呼ばれ、
解答するまでに司会者が間を取ります。
その間にアタマの中で「正解」するための判断や証明を考えています。

解答を口にする直前に正解を確信、
あるいは「ほぼ確信」で解答します。
素晴らしい！

勝負事は何でも同じですね。

ルールを把握し、
「このようにして勝つ」とイメージしてから、
逆算して道筋を描くのです。

あなたの「勝負」にも活かせることですね。

今日は、
「結果から逆算する」
というお話でした。

いかがでしたか？

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。