不易流行
2024年9月5日
今日のテーマは、
「不易流行」
です。
「不易」は変わらないもの、
「流行」は変わるもの。
どちらも大事だということです。
もともとは松尾芭蕉が始めた「俳諧」の理念です。
普遍的に変わらない本質(不易)を大切にしながら、
新しいもの(流行)を取り入れていく。
そういう柔軟さは何事にも応用できますね。
落語の世界では、
古典落語の「形」を大切にしながら、
現代風の落語もよく演じられています。
身近な話題の現代落語を話すことから、
徐々に落語に興味を持ってもらい、
古典も聴いてもらうという流れでしょうか。
スポーツも同じです。
競技そのものの本質は変わらないけれど、
練習法や分析手法はどんどん進化しています。
筋トレやメンタルトレーニングはもちろん、
試合中の相手のデータを分析官が即座に分析し、
監督のiPadに送ったりもします。
世界と戦うには、
それをやらないと勝てない。
ということかもしれません。
ビジネスはもちろんです。
便利なツール・最新のツールを駆使して、
未来を描き、行動した人が、
驚くような成果を上げています。
と同時に、
「相手を思いやる」「人を大切にする」
などの普遍的に変わらないことも求められています。
あなたの仕事やあなたの生活周辺で、
「不易」は大切にされていますか?
「流行」は適切に取り入れられているでしょうか?
立ち止まって考える時間も必要ですね。
今日は、
「不易流行」
というお話でした。
まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。
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