無理のないことが長く続く｜【目標達成メンタル塾】バックナンバー

無理のないことが長く続く

2025年09月08日

2025年9月8日

今日は、
「無理のないことが長く続く」
というお話です。

やり続けると決めた行動は、
考えないでも無理なく行動できるよう、
「習慣」にしてしまうことが大事です。

「無理して頑張る」ようなことや、
「やる気を出さないとできない」ようなことは、
続けることが難しいのです。

歯を磨いたり、
顔を洗ったりするのと同様に、
考えなくてもやれることが続くのです。

そのために大事なのは「やり始め」。

「頑張らなくてもできる」
「やる気がなくてもできる」
程度から始めるのがコツなんです。

昨日までスマホをいじってばかりだった人が、
いきなり「１日２時間勉強する」と決めても、
それはなかなか難しいことです。

初日は「やる気満々」でやり、
２日目は「何とか頑張って」やり遂げても、
３日目には「もう無理～」となって休んでしまいます。

人間は考えないで「習慣」で動くようにできているので、
「やる気」や「頑張り」の必要なことは、
続かないのが当たり前なのです。

「三日坊主は当たり前」
と、思ってください。
続かなくてもあなたのせいではありません。

つまり、
「やる気」や「頑張り」がなくてもできるぐらいに、
小さく小さくやり始めるべきなのです。

初日は「５分間」机の前に座るだけ。
何もしない。
(但し、スマホは手の届かない所に置く)

２日目も「５分間」机の前に座るだけ。
何もしない。

３日目も「５分間」机の前に座るだけ。
何もしない。

これぐらいなら、
「やる気」も「頑張り」も要らないですね。
何もしないで座っているのですから。

これが２週間続いたら、
「机の前に５分間座る」ことが、
習慣になります。

次は、
「５分間」ただ座っているのではなく、
勉強になる本を読み始めます。

ただ座っているのは退屈なので、
退屈しのぎに本を読む程度なら、
無理しなくてもできますよね。

すると、
「机の前に５分間座って本を読む」
という「習慣」が始まります。

この「習慣」が作れればしめたもの。

ここから少しずつ負荷を上げるのです。
「５分」を「１０分」に、
「１０分」を「２０分」にと少しずつ負荷を上げます。

これができるようになれば、
ただ本を読んでいるだけではなく、
勉強することもできるようになります。

大人でも子どもでも同じこと。

少しずつ少しずつ、
「やる気」も「頑張り」もなく、
淡々とやれることが長く続けるコツです。

今日は、
「無理のないことが長く続く」
というお話でした。

まじめ・前向き・一生懸命が、もっと輝くように。