過去のメールマガジンです

こんにちわ、潜在能力引出コーチの辻冬馬です。
このメールマガジンは　折に触れて
自律訓練法とイメージストリミーミングについて情報発信をしています。


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今回は
普通のイメージトレーニングやビジュアリゼーションと
イメージストリーミングの違いについての思うところを書いてみます


２０世紀にイメージトレーニングが生まれました。

それまではイメージというのは

占い師とか魔術師が扱うものでした。

 

イメージとはあいまいで夢のようなもので

脳にとってなんの意味もな夾雑物に思われていたかもしれません

現代でもぼんやり空想ばかりする人は非生産的だと揶揄されますね

 

２０世紀にはイメージトレーニングが体系化されました。

その要領は以下のようなものです。

 




イメージトレーニングの原理は

「ほしい状態」をイメージしてそれを頭の中で固定化することです

脳は明瞭なイメージと現実の体験を区分できないという考え方に基づいています

 

その上で３つのイメージ方法に分かれます

 

①成功シーンを描く
仕事に成功したシーン、営業で大きな契約を獲得したシーン

スポーツで勝利したシーン　音楽の演奏がうまくいったシーン

ほしい家を購入したり、好きな人と結ばれたりと

とにくかく自分がほしい結果をイメージすること

 

②そのときの自分の感情をイメージして味わう
人によってはこの感情面のイメージをイメージングと呼ぶ人もいます。

未来の望ましいシーン　そのときの自分の感情をありありと感じること

それはビジュアリゼーションのなくてならない方法です

 

③プロセスの階段の一歩づつをビジュアリゼーションする
ご紹介した①と②を目標の途中経過にも適用する

たとえば野球の大会で優勝するという目標があったとします

その場合プロセス目標はこんな感じになります

１．練習試合で１試合に２本ヒットを打ってレギュラーの座をつかむ

２．本大会の１試合目でショートの守備では見事なダブルプレーを３回以上決める

３．３試合目までは毎試合ヒットをうちホームベースを３回踏む

４．準決勝では試合を決めるヒットを打つ

５．決勝ではファインプレーを３回やってファーボールを２つ、ヒットを２本で４回出塁する

６．１点差で勝って優勝してみなで喜ぶ

 

この６つのステップをそれぞれ結果をイメージし感情を味わうようにします

 

イメージトレーニングは望ましい固定したイメージを使ってそこに向かって行動を促す力を持っている、強力に持っているのです。

 



もうひとつのイメージの使い方　イメージストリミーミング
望ましいイメージを固定するのではなく

現れたイメージをそのまま記録して解釈する

それがイメージストリミーミングです

イメージを固定してビジュアリゼーションをするのではなくて

イメージが出るにまかせるのです

そこに大いなるメッセージがあるのですが

これは

「潜在意識は思考しない」　「潜在意識は自意識の命ずるままに作業するだけ」

という

古典的な潜在意識像では解釈できなくて

潜在意識こそ思考する主体で自意識はそのほんの一部をつかんでるだけ

だから潜在意識の言語であるイメージを捕まえるだけで

その思考に触れることができるという考えに基づいています

 

そしてイメージストリーミングを実践するとそのことがよくわかります。

 

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