変性意識状態ってどういうことなのか？｜潜在意識セラピーの情報メール｜イメージと瞑想バックナンバー

変性意識状態ってどういうことなのか？

2020年08月18日

こんにちわ、潜在能力引出コーチの辻冬馬です。
このメールマガジンは　折に触れて
自律訓練法とイメージストリミーミングについて情報発信をしています。

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【　自己催眠状態のとき脳はどうなっているのか　】

脳について語られていることのほぼすべては、ありのままではなくモデルです。
右脳と左脳という概念もモデルであり、実際には右と左であんなに厳密に役割分担はされていないのだとか。
催眠術にかかると、暗示にかかりやすくなります。
そして暗示にかかった人は普段自分ができないこともできるようになったりしますね。
このとき脳は変性意識状態に入っていると言われますが、自律訓練法は自己催眠になるための生理的コントロールの練習ですから、マスターすると当然変性意識状態になります。
自律訓練法を練習しているときと、それをマスターしたあとの話は別の話です。
自律性状態になるための練習を自律訓練と言うのであり
その方法を自律訓練法と呼ぶわけです。
目的は自律性状態にあるわけです

自律性状態と変性意識状態は違うのですか？
とよく聞かれます。細かいことを抜きにすれば完全に同じです。

変性意識状態に入る方法として　よく挙げられているのが
恋愛感情　仮死状態・臨死体験　事故に合う瞬間　熱中体験（読書、数学、自然の中）感覚遮断、　スポーツのピークパフォーマーの時、アルコールによる酩酊、催眠術、ヨガ、瞑想、座禅、イメージ体験。

などです。これらのものに自律訓練法も入りますし、アルファ波バイオフィードバックも入ります。

ですから自律性状態とは変性意識状態のことです。
変性意識状態になるための手段のひとつが自律訓練法だからです。

ただ変性意識状態を追及する瞑想などは意識からアプローチしますが、自律訓練法は身体からアプローチします。その違いですね。

京都大学の廣瀬氏によると、変性意識状態は正しい命名ではないとのことで、
なにか意識が変容するのではなくて、
本来もっている根源的な意識の邪魔を知性っや日常性が邪魔することがなくなる状態ということで根源的意識と呼ぶのが妥当と言います。

根源的意識。それこそ内部と外部が一体となる感覚ですね。生命は本来そんな意識でいるところを人間の知性はそれを論理と言葉と文化と習慣で覆いかぶせてうもれさせているのです。
そして自律性状態のなったら覆いがとれて根源的意識が現れる、そんな仕組みなのだと京都大学の研究者が語っています。

そしてこの根源的意識に入るための手段としてもっとも合理的に簡単なのが自律訓練法であると私は思っています。
根源的意識になったときの恍惚感や解放感や研ぎ澄まされた集中力、そして身体の気持ちのよさ、それが自律訓練法をマスターしたときに味わうものなのです。

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