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辻です
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私のアクティブイマジネーション　この１年間
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ユング心理学の秘儀、と呼ばれることもある？アクティブイマジネーション。
これは潜在意識からのイメージに反応して
「私」がそれに対してイメージでアクションを起こし
その結果潜在意識が反応し　それにまた「私」が反応する！
ということを繰り返すものです
ユングはこれを３０年以上にわたって続けていたそうです

詳しくはこちらの動画やブログでご紹介しています
※ブログ　https://mentor-999.com/using-jungian-psychology-in-life
※動画　　https://www.youtube.com/watch?v=2-aoZR_mLtg

以下の話は半分小説のようなものとして読んでいただけるといいかもしれません

■ちょうど去年のお盆からはじめたイメージ世界
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去年のお盆に　昔飼っていた愛犬のことがよく思い出されて
その犬と　山の上の湖畔の山小屋で
しばらく一緒に暮らすというアクティブイマジネーションをはじめました
犬は　シェルティでさくら　と言います
老犬になってから飼い主の事情で手放すこととなり
泣く泣く別れて来たのですが
その時の引き取った先がぼくの家だったのです

４年ほど一緒にいて亡くなりました
当時　ベアドッグと柴犬のあいの子と思われるアニーという犬も飼ってましたが
二人はちっとも仲良くなりませんでした（笑）（笑）
さくらはしきりにアニーに挨拶をしていたのですけどね・・・

で　去年のお盆から
さくらと二人で湖の脇で暮らし始めたのです


■毎日さくらは湖畔の港で船を待つ
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さて　ぼくのイメージ世界では
さくらは　毎日ひたすら湖畔の港に行って
欄干の先まで行き　船が着くのを待っていました
時には飛行機が湖に着陸して　そこからボートがやってくることも。
毎日いろんな船や飛行機が来るのですが
ぼくとさくらが　待ちわびている存在は来ません
さくらは夜明けから日暮れまで港にいます
ときどきぼくが後から行くとそこにいない
よく見ると湖に飛び込んで
その存在が早く来ないかと泳いで見に行ってたりしました


■夜は山小屋の照らすで月を見る
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さくらは夜になると山小屋の二階のテラスから
湖に映る月を見ています
ぼくはその脇でチェロを弾きます（実際には触ったこともありません）
とても静寂に満ちた時間です

■中学生の時に亡くなったポメラニアンのゴロー
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今年のお正月から
このイメージに中学生の時に若くして死んだポメラニアンのゴローが加わりました
さくらとゴローは仲良く　港でその存在が来るのを待ち
夜は一緒にテラスに寝そべります


■ぼくが怒りにとらわれると湖にはたくさんのゴミ
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ぼくが何かに腹を立てたり　しばらく不機嫌だったりすると
イメージの世界の湖にたくさんのゴミが浮かぶのですが
イメージの世界ではそれをさくらとゴローが
ひとつひとつくわえて取り除きます
ぼくが怒れば怒るほど
ゴミは増え　さくらとゴローが疲れてしまうという仕組みになったので
そのイメージ世界のおかげで　ぼくはこの１年　怒りをシャットアウトできるようになりました


■ぼくらが待っていた船という存在
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さてさくらが　途中からはゴローが
ぼくと一緒に待ちわびていた存在とはなんだったのか？
これはきわめて個人的なことなので控えますが
要は　もう絶対にそれが起こることはない
それが戻ってくることは　この世界ではない
だから
イメージの世界ではせめて待ち続けよう
そんなようなものです
待つことそのものに大きな意味があるのです


で
生前からとてもやさしかったさくらは
ぼくにつきあって去年の夏から一緒に湖畔にいたのです
途中からはゴローも一緒に待っていたのです



■この手のイメージ世界はあと２本あります
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考えてみれば子供のころからぼくはイメージをよく見ていました
たとえば暇つぶしをするとき
今から３０分向こうに歩いてそこで引き返してあと３０分歩く
合計１時間　イメージして楽しむというようなことをよくやってました
ぼくのメインイメージの世界は　高校時代から３０歳の間のタイムゾーンの中で
ぼくが自由に行動したり考えたり人と話したりするものです
そこにはだいたい同じ友人が登場して
いざというときはその友人に相談するのです

この友人ももう２０年以上　イメージ世界にいるので
現実の友人がモデルとしてはじまりましたが
今や全く独立した人格の
イメージ世界の住人のようになりました

■最後に
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イメージの世界に浸ることと
夢想や妄想とは違います
夢想や妄想はイメージの放電のようなものです
ある種のロジックとルールを持たせたイメージは
強い臨在間をもたらし　脳にそれが現実のことのように思わせるのです
そして脳が本当に現実と捉えると　それは実現します

ちなみにぼくが待ち続ける船は
たとえばそれは白い帆船だったとして
白い帆船が現実化することはもうありません
ですが　それが心の世界で現実となったとき
　白い船が来ることはなくても
オレンジ色のヨットがやってくる
そんなことは
そうした代償的出来事は
心の世界では
よくあるのです
さくらとゴローはイメージ世界で
ひたすら一緒に
そうしたことを待っているのです


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