障害年金業務研修会メルマガ第477号/2025年05月03日配信 ○○○○さんへ 「障がいがあり、女性であること」による困難について考えてみませんか
みなさん、こんにちは。村崎です。
人気女優をめぐる不倫疑惑の報道は、ネット
系メディアを中心に過熱気味だと感じます。
一連の報道で、もっぱら取り上げられるのは
女優さんの方で、相手とされている男性俳優
の方はあまり取り上げられていないように感
じます。
疑惑の真偽には関心ありませんが、もっぱら
女優さんだけに偏った報道ぶりには、女性に
対する偏見もあるのではないでしょうか。
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【2025年夏の特別講座in大阪】障がいのある
女性の生きづらさと支援のあり方を考える～
多職種連携で取り組む支援の可能性～
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障害年金の相談や請求支援に日々取り組む中
で、障がいのある女性の相談者は、「障がい
があること」と「女性であること」という二
つが重なることで生じる複合的な生きづらさ
に悩み、それによって多くの困難を抱えてい
る方が多くいらっしゃいます。雇用・経済面
での二重の不利益、暴力・虐待のリスクの高
さなど、対応に苦慮する課題も少なくありま
せん。
しかし、こうした複合的な困難への認識は社
会的にまだ十分に広がっていません。
特別講座では、障がいのある女性の「生きづ
らさ」の実態とその社会的背景について理解
を深め、障害年金業務に誠心誠意取り組む社
労士として何ができるかを考え合います。障
がいのある女性当事者、福祉の相談支援専門
員、当事者・家族の生活問題の研究者ととも
に、多様な視点から学び合い、考え合うこと
で、障がいのある女性への共感的な理解を深
めて、相談・請求支援のレベルアップを図り
ましょう。
《3部構成で多角的視点で学び合う講座》
特別講座は、以下の3部構成で4人の講師がお
話をします。
【第1部 生きづらさに寄り添う支援について
考える】
◆社労士 藤岡夕里子さん
「障害年金業務は、年金知識だけ、目の前の
訴えだけで対応しようとすると請求者本人を
傷つけてしまうことがあります」と、障害年
金業務に潜む二次加害の危険性などについ
て、ご自身の経験を交えて報告します。支援
者として持つべき視点や業務の留意点など
について考える機会となるでしょう。
◆相談支援専門員 柳田久美子さん
「生まれつき障がいを持った方、中途障がい
の方、ご家族に障がいを持った方がおられる
方、それぞれの立場、境遇により、障がいの
とらえ方や向き合い方も異なります」という
柳田さん。障害年金とともに、利用できる福
祉の制度や援助を活用し、生きづらさを軽
減・解消するための支援のポイントについて
学んでみませんか。
【第2部 生きづらさの実態と支援者への
期待】
◆DPI女性障害者ネットワーク副代表 村田惠
子さん
「障害があり女性であることで受ける複合的
な差別への認識や理解は深まっていません」
と指摘する、障がいのある女性当事者の村田
さん。DPI女性障害者ネットワークの実態調
査について、ご自身の経験も交えての報告
は、生きづらさへの理解を深め、支援の在り
方を見つめなおす貴重な機会となるでしょ
う。
【第3部 生きづらさの社会的背景と誰もが
生きやすい社会を創るために】
◆佛教大学社会福祉学部教授 田中智子さん
「障害があること、女性であることはいずれ
も個人にとって偶発的な事象であるにもかか
わらず、そのいずれもが現代社会における生
きづらさにつながっています」と語る田中さ
ん。生きづらさをもたらす社会構造について
報告。誰もが生きやすい社会を創るために、
私たちにできることについて考えてみません
か。
《講座で得られること》
★障がいのある女性の生きづらさの実態や支
援の在り方について、当事者の生の声や事例
から深い理解が得られます。
★生きづらさに寄り添って相談や請求支援に
取り組むための知識やスキルについて学べま
す。
★当事者や他職種の支援者とのつながりがで
き、今後の業務や支援活動の発展に生かせま
す。
《特別講座の概要》
◎日時：7月5日(土) 13:00～16:30
◎会場：大阪市・CIVI研修センター新大阪東
E605会議室（新大阪駅から徒歩5分）
◎参加方法：会場参加、オンライン参加、
後日動画視聴の3つ。高品質の編集動画を
参加者全員に後日配信
◎講座参加費（税込み）：5,500円
◎会場定員：50人程度
◎申し込み締め切り：6月28日（土）
《詳細確認・申し込み》
下記URLの申し込みサイトから↓
https://e-ve.event-form.jp/event/101830/HQZjXfVwWw23
障害年金業務の知識やスキルだけではなく、
女性の相談者の複合的な「生きづらさ」への
深い理解と配慮にもとづく支援ができる社労
士になるための“こころ"を磨くための特別
講座です。当事者の声を直接聞き、多様な視
点から学び合うことで、私たちの支援は、相
談者に優しく寄り添ったものになるでしょ
う。「障がいがあること」と「女性であるこ
と」が交差する現実に深く向き合い、より包
括的で共感的な支援を実現するための第一歩
を、みんなで踏み出してみませんか。みなさ
んの参加をお待ちしています。
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今号はここまでとなります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
記事一覧
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