障害年金業務研修会のメールマガジンのバックナンバーです

みなさん、こんにちは。村崎です。
ＧＷ明けから、少々体調がおもわしくなく
て、メルマガの配信が滞ってしまいました。

仕事をセーブして体力と気力の回復に努め、
8割くらいまで戻ったところです。

まもなく、60何回目かの誕生日。もう少
し、この仕事を続けたいので、心身の健康
管理にしっかりと気を配り、努めていこう
と気持ちを新たにしています。

=====================================
【障害年金制度改正を前に進めるための懇談
会】社会保障審議会委員の百瀬優先生を囲み
事例を持ち寄り、改正の課題を考えよう！
=====================================

「厚生年金保険料を長年払っていた人でも、
初診日が退職直後だと障害厚生年金の受給要
件を認めてもらえない」「就労しても年金支
給が続く場合と停止される場合があり、基準
が不明確だ」「障害基礎年金2級の給付水準
は、生活保障水準として不十分だ」

障害年金業務に取り組むなかで、病気やケガ
で障害状態となった人の所得保障制度である
はずなのに、必要とする人が受給できない事
例に遭遇することがあります。

こうした初診日や障害等級などの現行制度の
仕組みに起因する“困った事例"“不可解な
事例"を持ち寄り、政府が進める制度改正の
審議の場に、私たちの声を届けようと、「障
害年金制度改正を前に進めるための懇談会」
を企画しました。

社会保障審議会年金部会委員として、障害年
金制度の改正をめぐる審議をリードしてこら
れた百瀬優先生（流通経済大学教授）をお招
きし、制度改正の主要な論点についてより詳
しく解説いただくとともに、私たちが現場で
経験した具体的な事例をもとに、現行制度の
問題点や改正の課題について意見交換を行い
ます。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
百瀬先生からのメッセージ
「2030年改正を見据えて意見交換を…」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
今回の社会保障審議会年金部会では、過去の
部会とは異なり、障害年金の見直しが主要な
論点の一つとなりました。また、複数の委員
から、障害年金に関して、当事者や実務家の
意見を聞くことの重要性も指摘されました。

2025年に予定されている改正では、障害年金
に関する見直しは、納付要件の特例措置の延
長のみとなる見込みです。しかし、その先の
2030年改正を見据えて、障害年金の現状、課
題、見直しの方向性について、社会保険労務
士の皆様と意見交換ができれば幸いです。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
当会主任講師の高橋裕典さんのメッセージ
「当事者や現場の声を国に上げよう」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
当事者や現場の声をしっかりと国に上げてい
くことが法制度改正のきっかけとなります。
社会情勢の変化と相まって求められる制度の
姿も変わっていきます。

ぜひこの機会に障害年金制度が抱える課題や
問題について考え、その改善策について話し
合ってみませんか？当事者・現場の声を国に
届け、次期改正に向けた議論を活発化させて
いきましょう！

【懇談会の概要】
　◎日時：7月27日（日）13:00～16:30
　◎会場：東京都千代田区　連合会館401
会議室
　◎参加費（税込み）：8,000円
　◎募集定員：参加要件を満たす20人
　◎募集締め切り：7月20日（日）
　※ただし、定員（20人）になり次第締め切
ります。

【参加要件】
今回は、通常の勉強会とは異なるため、以下
の3つの要件を満たす方に限らせていただき
ます。
①当会のメールマガジンの読者会員である方
②障害年金の相談や請求手続きに関する業務
や支援活動の経験が3年以上である方（種別
は問いません）
③年金部会で審議される主要な論点に関連す
る相談・請求等の事例をもとに制度の問題点
や改正の方向について意見をお持ちの方

※主要な論点については、申し込みサイトに
表を掲載しています。
※申し込みにあたっては、ご自身の経験に基
づく事例や意見の概要を申し込みフォーム
に、必ず記載してください。

【詳細確認・申し込み】
下記URLの申し込みサイトから↓
https://e-ve.event-form.jp/event/101926/HQZjXfVwWw23

私たち現場支援者の声を国に届ける貴重な機
会です。日々の業務で感じている制度のひず
みや矛盾を、具体的な事例をもとに百瀬先生
に伝え、真の制度改革につなげていきましょ
う。仲間のみなさんのご参加を心よりお待ち
しています。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
今号はここまでとなります。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。