節税で「守ったはずの現金」が、融資の壁になる理由
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼本文▼
「しっかり節税しているのに、なぜか融資が
通らない」
こうした状況は、決して珍しくありません。
むしろ、真面目に節税に取り組んでいる会社
ほど、この壁にぶつかりやすいのが実情です。
理由はシンプルです。
節税は「手元にお金を守る行為」ですが、
銀行から見れば「信用を削る行為」
でもあるからです。
銀行は、手元のキャッシュ以上に
「継続的に稼ぐ力があるか」というプロセス
を重視しています。
なぜなら、手元の現金は一時的な要因で増減
しますが、
稼ぐ力がなければ、いずれ資金は尽きてしまう
からです。
社長にとっての「節税成功」が、
銀行には「返済能力が低い」と映り、
いざという時の調達力を奪ってしまう。
これは非常にもったいないことです。
大切なのは、納税と融資のバランスを
戦略的に「設計」すること。
今の節税が、将来の融資にどう影響するか
不安を感じていませんか?
貴社の決算書をもとに、
最適な「数字の出し方」を一緒に整理しましょう。
▼節税すればするほど融資が遠のく理由
https://willshineoffice.com/8748/
無理な節税で選択肢を狭めるのではなく、
攻めの融資を引き出す財務戦略を共に描いて
いきましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼編集後記▼
連休、あっという間に最終日ですね。
今回は、1週空けての配信となりました。
先日、趣味の自転車仲間からこんな質問を
受けました。
「本間さんは、企業に節税スキームを紹介
して、
浮いた税金の一部をフィーでもらうビジネス
なんですか?」
率直なイメージだなと思いつつ、
「個別の税金の最適化は税理士の領域なので、
私は制度の説明や数字の見方までですね」
とお答えしました。
こうしたやり取りを通じて感じるのは、
やはり世間の関心は“節税"に強く向いている
ということです。
「節税コンサル」という業態もあると聞きます
が、それ自体が問題というより、
テクニックだけで判断してしまうと、
本来の収益力や資金調達力を見誤ることがあり
ます。
大切なのは、税金を減らすことそのものでは
なく、会社としての選択肢をどう広げるか。
今回お伝えしたように、
節税が結果として調達力を狭めてしまうこと
もあります。
その視点で数字を捉えていきたいものです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感想などお聞かせいただければ嬉しいです。
本メールが
○○さんのお役に立てれば大変嬉しいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
記事一覧
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「人が足りないから、早く新しいスタッフを採用 しなければ」 そう頭を悩ませている経営者の方も多いのでは ないでし
2026年06月24日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「申請も無料で対応します」 「顧問契約の中で申請手続も対応します」 御社では、このようなサービスを提供していま
2026年06月17日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 資金繰り表とは、 「いつ、お金が入り、 いつ、お金が出ていくのか」 を見える化する表です。 ※「そもそも
2026年06月10日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「銀行は、利息で儲かるんだから、本音は貸し たいはずだ」 そう考えてしまう経営者の方もいらっしゃるで しょう。
2026年06月03日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「公庫と銀行、何が違うのですか?」 どちらも「会社がお金を借りる先」ですが、 実際には役割や考え方がかなり異な
2026年05月27日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「うちの会社、あといくら借りられる?」 資金繰りを考える中で、 多くの経営者が気になるテーマです。 事業を
2026年05月20日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「また借入が増えるのか… できれば無借金でいきたい」 そう考える経営者の方は少なくありません。 もちろん、
2026年05月13日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「しっかり節税しているのに、なぜか融資が 通らない」 こうした状況は、決して珍しくありません。 むしろ、真面
2026年05月06日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「とにかく何でもいいから、貰える補助金は ないか?」 もしそうお考えであれば、少し立ち止まって みてください。
2026年04月22日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ コストが上がり続ける今、「価格据え置き」は 顧客への誠実さではなく、 経営のリスクになりかねません。 例えば粗
2026年04月15日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 補助金に採択される。 これは単に「国からお金がもらえる」という だけのことではありません。 実は、その「採択
2026年04月08日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 特定の商品やサービスの「値決め」を考えるとき。 ここには、コストから積み上げる視点が有効です。 昨今の値上げ
2026年04月01日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 「相手との交渉を専門家にすべて任せたい」 という声は少なくありません。 しかし、そこには法律上の境界線だけでなく
2026年03月25日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 銀行から融資を受けていると、 「こちらの立場は弱いのでは?」 と感じてしまう社長は少なくありません。 銀行はこ
2026年03月18日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼本文▼ 減価償却が大きい会社は、お金が残りやすい。 そんな話を聞いたことがあるかもしれません。 会社が営業で生み出して
2026年03月11日