会社を辞めるか、続けるか迷っている方専門の心理カウンセラー、キタダハルキのメルマガバックナンバーです。

こんにちは、キタダハルキです。

今回が第29号になります。


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居心地がいい状態・・・

大抵の方々が求めているものではないでしょうか。


もちろん、居心地が悪い空間では、

自分自身を伸び伸びと表現することが出来ないので、

確かにしんどいと思います。


ですが、「居心地がいい」という状態を、

どのように定義しているのかによって、

人生の状況は大きく変わります。


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虚飾のユートピアから、地獄に行きたくないのなら。

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そもそも、この居心地がいいという状態ってなんなのでしょうか？

様々な意見があるかと思いますが、

おそらくは「無理していない状態」とかそういうことかと思います。


ただ、この無理していない状態っていうことについて、

とんでもない解釈をしている人間が最近特に多すぎる

と私は思うわけです。


もちろん、個々人のフィーリングがあることは理解はしています。

ですが、正の側のみが「眼前に」ある状態を「居心地がいい」とか言ってしまう人は、

少なくとも私は好きになれません。


正の側だけが目の前にある、ということは、

裏を返すと負の側だけが目に見えないところにある、

ということです。



要は、「ある」問題を「ない」モノとして、

目の前から消しているだけということです。



もっというと、

問題がないという状態は、問題と向き合っていないから起こる

のです。


そりゃもちろん、問題と向き合ったうえで、

「コレ、自分で問題を大きくしていただけだったんだ」

と気づくことはあります。


ですが、コレを変な拡大解釈して、

問題と向き合いもせず、問題なんてないんだ！

とか言い出したら、ホント終わってます。


で、こういうこと言う人間は相場が決まっていて、

相手の少しの指摘について過剰に反応して、

さも相手が大きな問題を起こしたかのような反応をします。



おいおい、問題を勝手に大きくしてるのは相手じゃなくてアンタだろ。

だから、私はこういう人間が嫌いなんです。



こうなってしまった原因は他でもない、

負の側に目を向けずに正の側だけでユートピアを作ろうとしたからです。

その結果、放置してきた見えない敵と闘う羽目になったわけです。


放置してきた分、随分と敵（問題）は成長していたのでしょう。

だから、恐怖から来る反応でもしないと闘えなかったのでしょう。

当然、今まで問題と向き合うという経験をしていないから、問題対処力も低いわけです。



でも、傍から見たらただの自業自得。

自分で何とかしろよとしか少なくとも私は思いません。



では、強引にまとめに入ります。



要は、問題やと思ったらとりあえず向き合えってことです。

放置するなってことです。



虚飾のユートピアから、地獄に行きたくないのなら。




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