会社を辞めるか、続けるか迷っている方専門の心理カウンセラー、キタダハルキのメルマガバックナンバーです。

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ひとりで悩んでいると、

どんどん良くない方向に悩みだして、

必要以上に良くない結論を出してしまう・・・


だからこそ、

ひとりで悩まずに、ご相談ください・・・


さて、こんなコピーをよく見ると思います。

相談を受けることをテーマにした職業であれば、

どんな業態でも使っているテンプレ的コピーかと思います。


ただ、このコピーには、致命的な欠陥があります。


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「ひとりで悩まずに、ご相談ください」の欠陥

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このコピーの致命的な欠陥とは、

既にテンプレ化していて、みーんな使っちゃっている

ってことです。


要は、テンプレ故に、ココロに残らないってことです。

そもそも、アタマを働かせて自分の中からこのコピーをひねり出した人間って、

オリジナルを考案した方以外で、いる？って話です。



アタマが働いていないから、

このコピーが、まさにコピー（複製）されたものになってしまっているわけです。

だからこそ、言葉が希釈されてうっすいものになってしまうのです。



つまるところ何をしていただきたいのかというと、

いいコピーだな、と思ったりしたときに、

自分ならどのように言うかを考えてみてほしいんです。


例えば、私の場合なら・・・

「できない」から「できる」へ！

というコピーがあるわけです。


実は、このコピーの根っこの根っこを辿ると、

ひとりで悩まないで、ってところから始まっているんです。


このフレーズを分析すると・・・


・ひとりで悩まないで欲しい


↓なぜか？


・視点が固まってしまって上手くいかないケースが多いから


↓このケースに対して何ができるのか？


・出来ない部分から、出来る部分への視点変更


↓端的に言うと？


・「できない」から「できる」へ！


・・・というように細かい段階を踏んでいるわけです。

ルーツは一緒でも、出来上がった言葉は全然違うわけです。



もっと突っ込んだ話をすると、

他人が作ったコピーが丸々自分のコンセプトに合致することなど

万に一つ以下くらいの確率でしかないわけです。


それなのに、なんとなく「良さげ」に見えるというような理由だけで、

いわば「パクリ」というサボタージュをして、

自分の根幹に関わる部分について、

じっくり考えることを放棄してしまっているわけです。



とてもじゃないですが、

そういう人から私は「責任能力」を感じません。


結局、「ひとりで悩まないで」というコピーが、

ひとりで悩めない、考えることが出来ない状態

を作り出してしまっているわけです。



さて、強引にまとめに入ります。



要は、ひとりで悩み、考えることも必要やってことです。

考えもせずに自分の悩みを丸投げするな

ってことです。


いくら誰かに相談しようが、

最終的に判断を下すのは自分自身。


だからこそ、

自分自身で考える時間は、

大切にしていただきたいと思います。





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