会社を辞めるか、続けるか迷っている方専門の心理カウンセラー、キタダハルキのメルマガバックナンバーです。

こんばんは、キタダハルキです。

今回がメルマガ第53号になります。



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セッションの提供をしていると、

どうしてもぶつかる壁として、

なかなかクライアントさんの現実が前進しない・・・

というモノがあります。



要は、全然変わっていないように見えて焦る、

ということですね。


私も、無料でサービスを始めたばかりのころは、

こういうこと本当に良くありました。



だからと言って、ただ単にガーガー上から言ってしまうと、

クライアントさんを威圧しただけになってしまって、

かえって逆効果になることも珍しくありません。


こんなとき、どのような対処を取ると、

状況が改善していくのでしょうか？



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クライアントさんが変わらない！とお嘆きの方へ

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まず、大前提として必要なのが、


相手に良く思われようとしない


ということです。


実は、良く見せようとする気持ちって、

大抵の話が通りにくくなる原因なんです。

そのマインドが染みついていると、

「媚び」が出てきます。



媚びって、ホント百害あって一利なしなんですよね。

まぁ正確に言うとその場を取り繕える可能性という一利はありますが、

結局はその「媚びたところ」の認識がお互いの間でズレてくるんですよね。



例えば、社交辞令で「綺麗ですねー」とか言ったとしますよね？


言った側は社交辞令のつもりなのに、

言われた側は真に受けてしまった。

というケースをイメージしてみてください。


・・・想像しただけで恐ろしいですね（苦笑）



こういう事態を招かないためにも、

現状を過大に評価しないことは非常に大切です。



この前提を踏まえて、表題のテーマについて、

今からお話ししていきます。



私は、

内面の現実と外面の現実「双方」が明らかに硬直しているときのみ、

方向性の転換の話をするようにしています。


具体的に言うと、

発言の内容（内面の現実）と、客観的現実（外面の現実）が、

3か月以上何にも変わっていないか、

このままだと状態が悪くなる一方と感じたときです。



ポイントは、どちらか片側だけでなく、

「両方とも変わっていない」と見受けられるときだけ、

方向性の転換の話をする、ということです。



コレは強めに言いますが、

やる気・継続性があって3か月以上も、

内面・外面共に何にも変わっていないということは、

そうそうありません。




本人の「変わった自覚」がなかったとしても、

3か月もエネルギーを注いでいれば、

大小はあれど客観的に見たら「現実の変化」が出ていますし、


また、発言内容が変わってきているけれど、

現実が変わっているように見えないときもあります。



で・す・が



発言内容が変わっていないし、

行動もしていないという状況を目の当たりにしたのであれば、

むしろ何も言わない方が変だろと私は思うのです。


仮にも、変わりたいと思って、

クライアントさんは門戸を叩いてくださったわけでしょう？


だったら、その変化に寄与していく姿勢は、

私は最低限、セッションを提供するなら必要だと思います。




さて、強引にまとめます。




基本的に、クライアントさんは、

変わりたいという想いを持って、相談に来られます。


だからこそ、その想いには全力で応えていきましょう。

それが、「セッション提供者としての誠意」だと私は思います。




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