あとがきに○○を埋め込む理由
○○は必須だと考えています。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0662 2024.1.17
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
今ブックライターとして関わっている
書籍の案件が大詰めを迎えています。
これから、あとがきの執筆を始めます。
今回の書籍は編集者の方が、
目次案やその中身をある程度は
考えてくれています。
それで著者さんともOKが出ているので、
その通りに書き進むわけです。
ただ、ビジネス本で淡々と
議論が進むので、個人の思いが入る
予知があまりないのですね。
ですので、あとがきに著者さんの
物語を入れるように提案してみました。
実は本のあとがきは微妙なものです。
本は基本的には、先にあるものの方が
重要となります。
つまり、一番最後のあとがきは
最も優先度が低い部分とも
考えられるのです。
でも、だからこその面白さがあります。
何を書いても良いので、
著者の本音が出やすいのです。
中身をブックライターが書く場合でも
あとがきだけは著者本人が書く、
という場合も多かったりします。
ですから、マニアックな人は
あとがきを最初に読む、
という人もいらっしゃいます。
そんなあとがきなので、
提案が通ったのかもしれません。
そこに入れ込むことは、
著者さんの個人的な物語です。
今の時代はそれが重要だと
思っています。
モノやサービスの質ももちろんですが、
最終的には誰から買うのか、が
大事になってくるからです。
あまり差がないのであれば、
好きな人から買いたいですからね。
その「好き」を生み出すのが、
著者の物語なのです。
ただ特定の物語に反応する人は、
実はそんなに多くはありません。
人の価値観はそれぞれですので……。
しかし、それだからこそ、
ツボにはまった人に対しては、
熱烈なファンになるのです。
だから、自分の思いや物語は
ぜひ入れておくようにしましょう。
●●今日のポイント●●-----------------
自分の物語を本に織り込んでおく。
それが熱烈なファンを呼び込む。
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