ハッピーキュレーター阿野友範が心と体とお金がハッピーになる情報をお届けします。

○○さん、こんにちは。

２週続けての３連休はいかがお過ごしですか？


私は、先週末は、私の前職のラーメン屋「どうとんぼり神座」のOB同窓会に行ってきました。

きっかけは、神座を卒業して、アメリカで働いている一番弟子が帰国するからでした。

集まった店は、これまた神座のOBが経営する東京下北沢の「鳥友」という居酒屋でした。

社員、アルバイトを合わせ１０人超集まりました。

僕が神座を卒業したのは、１６年前ですので、
当然知らない子もいるわけですが、
母校、故郷が一緒みたいな感覚で、
すぐ打ち解けるものです。


偉そうなこと言ってますが、
しょせん僕なんて５年弱しか働いていなかったですし、
辞めてもう１６年も経つんですよね。



ここで、
私がラーメン屋の神座に就職した理由をお話ししますね。

大学4年生の時、普通に就職活動をしていました。

何かしたいことを見つけたくて大学に行ったのに、
結局、したいことなんか見つからないまま就職活動に突入しちゃいました。

たくさんの企業の面接を受け、内定をいただいたりもしましたが、
就職活動に疲れてきたころ、
ラーメン屋の説明会があったので、
気分転換になるかなという気持ちで、参加しました。


すると、壇上では社長が熱くスピーチしているんです。

なぜラーメン屋を始めたのか？
創業時の苦労
命を失いかけたこと
お金の大切さ
そして、これから世界を目指すという夢


大体、最初の企業説明は、人事部の人がします。
その人たちの熱量と社長の熱量は、比べ物になりません。

その社長の熱量に感化され、

「僕も神座の店を持てますか」
って、質問しました。


そしたら、
「もちろん」
と返ってきました。

これだ！！と思いラーメン屋になることを決めました。


実家が、自転車屋をしていることもあり、
神座の社長の話を聞き、

僕がしたかったことは、
商売人になることだったんだ。
社長になりたかったんだ。
って、気づいたんです。

そう、神座の出会いが、私がしたいことに出会わせてくれたのでした。





さて、
僕が働いていた５年間は、
神座が、これまで溜めて溜めてきたパワーを一気に発揮し、
巨大なロードサイド型の店舗の出店を始めた時期でした。

店も勢いがありましたし、
働いているスタッフも熱かった！！


神座を日本一のラーメンレストランにするんだ！！という共通目標と
暖簾分けで自分の店を持つぞ！！という情熱にあふれ、
社員はとがりにとがっていた。

ま、とがりすぎてて、
厳しい上下関係、
理不尽な要求、
下剋上
いろんな人間模様がありました。


アルバイトは、最高のサービスを提供する！！という意気込みで、
誰もが満面の笑みで、目配り、気配りの接客をし、お客さまから最高の評価をいただけるように頑張っていた。


今自分が、マネイジメントをする立場になって、
神座ほど社長のイズムが、社員はもちろんのことアルバイトの末端まで行き届いている組織は神レベルと感じています。

その証の一つして、
未だに、みんなが神座の経営理念を言えること↓
https://www.instagram.com/p/BoEPfR-gJoK/?utm_source=ig_web_button_share_sheet


株式会社理想実業　経営理念

私達は神座の暖簾を通し、
人々に食べる喜びと安らぎの店を提供し、
お客様へのサービスと技の向上、味への拘りを念願し、
幸福で愛と希望に満ちた明るく楽しい社会創りに貢献します。



会社を辞めるということは、
会社に損害を与えることかもしれませんが、

今でも社長に感謝し、
神座の経験があるから、今がある
って、多くの卒業者が言っている会社は、凄いなと思います。


私たちは、神座を作ってきたという自負とプライドがあるので、
私たちは、成功しないといけないんです。

よしっ、やるぞ！と決意した同窓会でした。