私はフランス語を話すことができません
「私はフランス語を話すことができません」をフランス語にしてもらうと、多くの方が
Je ne peux pas parler français.
と表現しますが、
Je ne parle pas français.
と言うのが自然な言い方です。
また「私はフランス語を話せるようになりたい」という場合にも、
Je veux pouvoir parler français.
Je voudrais pouvoir parler français.
というと、文法的には正しいですが、少し理屈っぽいというか翻訳っぽい感じがします。
それよりも:
Je voudrais parler français.
Je veux apprendre à parler français.
J’aimerais parler français couramment.
の方が自然です。
このように、日本語では「話せる、話すことができる / できない」と言うので "pouvoir(〜できる)"
という動詞を入れたくなりますが、フランス語に訳すときに必ずしも pouvoir を使うわけではありません。
フランス語を勉強している皆さんにとっては「がんばって勉強しているけど、話せない!」という気持ちが強くって、
"pouvoir" を入れたくなってしまうのかもしれませんが(笑)、シンプルに
Je ne parle pas français.「私はフランス語を話しません」
または
Je ne parle pas bien français.「あんまり上手に話しません」
でいいんですよ~、と言われると、ちょっと力が抜ける感じがしませんか?
「私はフランス語を話しません。Et alors ? (だからなにか?)」みたいな...。
上でご紹介したように、日本語の「〜できるようになりたい」も pouvoir を入れるのではなく、
「vouloir apprendre à + 動詞」がいちばん自然かと思います。
「私は自分の気持ちをフランス語で言えるようになりたいです。」
Je voudrais apprendre à exprimer mes sentiments en français.
「フランス語で冗談が言えるようになりたいです。」
J’aimerais apprendre à dire des blagues en français.
J’aimerais dire des blagues en français.
Je veux savoir faire des blagues en français.
「私はフランス語を聞き取れるようになりたい」
Je veux apprendre à comprendre le français quand on me parle.
Je veux apprendre à comprendre le français oral.
Je voudrais comprendre le français quand je l’entends.
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