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○○さん、おはようございます。
逆転のボディメイキングディレクターakikoです。

すっかり寒くなりました！
カラダケアも冬支度、意識してますか？

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　 ▼ 無駄は省くのか、残すのか▼
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昨今の健康ブーム、そのひとつが「プロテイン」

アスリートやボディビルダーが口にするもんだと思っていたら、今や一般の女子が「タピる？」くらいの感覚で、
「今日は何フレーバーのプロテイン飲む？」みたいな事になっているらしいですね。


筋肉女子が流行の今、筋トレに励む傍らそのサポートになるプロテインの普及も凄まじいことに。

筋肉が多い方が代謝が上がってダイエット効果は高まりますし、引き締まったカラダは見た目にも美しい。

いいことじゃないかぁ！

とは思うのですが、
なんだろう…どこかしっくりきません。


タンパク質を摂るなら、プロテインドリンクより


＼ ステーキ食べたい！ ／


そう思ってしまう、旧い女です(笑)



しかし、ステーキならタンパク質だけじゃなく
肉の脂身も一緒に食べることになるし、

味付けの塩コショウやらバター醤油、デミグラスソースなど、余計な塩分、糖分、油分はどんどんプラスされます。


これは昨今の筋肉女子にとっては許されない事でしょうね。


余計なものはいらない。
無駄を省いて目的地までの最短ルートを行く。


今はそういう時代なのかもしれません。



＊


先日テレビで「有人深海探査潜水艇」の特集番組を見ました。
聞いたことあると思います「しんかい6000」


横須賀に研究設備があって、一般公開された日に見に行ったことがあります。

狭い空間に３人、
操船する人、メカニック、そして研究者

深海で潜水艇にトラブルが発生すれば、２度と浮上出来ない怖れもあります。

わざわざ３人の人命を懸けなくても、今では無人探査機で十分事足りる、そのくらい科学技術は進歩しているのです。

調査目的だけなら、もはや「しんかい6000」は不要、
でも、残そうとしている。


なぜか？




海洋学を志す学生の研修の一貫として「しんかい6000」に乗ってもらう様子をテレビ番組で特集していました。

「乗る」だけでも、その学生はたいしたものです。
研修とはいえ、命がけの行為ですから。

研究目的なら、地上で潜水艇をリモートコントロールしながら、モニターで海中の様子を見れば済むことです。

なのに敢えて乗り込むという無駄。


乗船した学生が言っていました。

「研究の為だけなら、もう【しんかい6000】はやっぱりいらない」

「でも、研究だけじゃない別の意義がそこにはあると思いました。リアルに深海を体験すること、それは人を魅了して惹き付ける何かがある。そしてそれが次世代の海洋研究のモチベーションに繋がる」そんな内容でした。


人を魅了する何か、それはきっと【海のロマン】

そういうことなんでしょうね。


地上でモニターを見ているのと、
本当に深海に降りて窓越しでもその世界を肉眼で見るのとでは、

全然違う


かつてダイビングにはまっていた私、
初めて海の中を覗いた時の感動を思い出します。


もちろんリスクはあります。


でも、古来より人間は様々なリスクを背負いながら、自らの五感で体験することを選んできました。
生きるためのチャレンジです。

その結果、「これは見た目にはグロテスクだけど、食べるとスッゴク美味しい♥️」という発見がたくさんありました。


栄養素だけなら余分な成分を排除し精製してつくれる時代です。
でも、そうした作られたエリート食品にはロマンが感じられません。そこには何の命のストーリーもないからです。



穀物に、栄養素として吸収されない食物繊維という無駄がくっついていることで、お通じ(排便)に繋がります。

肉も、タンパク質だけじゃなく、脂肪やその他の栄養素を一緒に含んでいるからこそ分解が進み、食べ過ぎも防いでくれます。

無駄の存在が新たな価値を生む。


そして野菜も肉も魚も、
どこかで誰かが想いをこめて作ったものです。
もともと他の生物の命そのものです！！

その温度感や命のストーリー、
自分の命に他者の命が関与していることを想像することは、人が人として生きる上で大事な要素なのではないかと思うのです。

時には、逆に「やられてしまう」こともあるでしょう。

そうしたリスクも含めて、
人にはロマンが必要であり、求める生き物なんだと思います。


無駄や余白に存在する価値。


自然界のバランスとはそういうことです。



必要なものだけを享受しようとすること自体、どだい無理な話です。
この世の全ては表と裏、光と影で出来ているのだから。



プロテインという光を摂っていたつもりが、
いつのまにやらその影となる不調に悩まされている。
それもまた、ひとつの調和です。


それが嫌なら、自分の処理能力の範囲内で肉を食べる。



それで出来上がるカラダがちょうどいい。

どこで帳尻を合わせるのか、それを見定めることがボディメイキングのスタートになります。



プロテインについては、摂取する際の注意点をブログにて書いております。
ご興味あるかたは合わせてお読みくださいませ。

⏩ https://ameblo.jp/fcsrx/entry-12549351229.html



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＊発行者＊　曽田明子