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○○さん、
おはようございます。

ワードプレスによる「からだ美養塾」の公式サイト公開！
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上記サイトブログにて《五感で学ぶ薬膳》と題しまして、暗記に頼らず五感でわかる薬膳の智恵をシリーズ配信。

カラダは毎日の食事で創られる！
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　 ▼ 中庸であることが粋というもの▼
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江戸時代に書かれた健康本『養生訓』から、そのエッセンスを現代に置き換えて、こちらのメルマガにてシリーズでお届けしています。

この『養生訓』は、漢方を学ぶ者にとってはバイブルであり、300年経っても【養生=健康法】の真髄はなんら変わらないと確信します。

もちろん、私のパーソナルセッションにおける基本的な考え方もこの『養生訓』によるものであり、それはこの先100年も変わらずに続くものと思っております。


さて、それではその『養生訓』に書かれている一節をご紹介しましょう。


【花は半開を見る】

～花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは～

これは徒然草に書かれている「武士の粋な美学」です。

「花は満開、月は満月だけが観賞時ではない」という意味です。

ここから、貝原益軒(『養生訓』の著者)は、【養生の道は中くらいを守るのが大事】と説いています。


満腹ではなく、空腹感が満たされたところでやめておく
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それが「美学であり、粋な在り方」
そう心底思えることが、養生を継続するために必要なマインドだということです。

食だけでなく、
「心はいつもゆったりとして静かでせわしげでなく、穏やかでなければならない。物静かな口調で言葉数を少なくし、余計なことを口にしてはならない。それが氣を養う効果的な方法である」と続きます。


東洋思想の【陰陽論】はご存知かと。
簡単に言えば、物事は常に裏表、光と影の両極から成り立ち、「陰極まれば陽と成し、陽極まれば陰に転ずる」ということです。


満開の花は散るのみで、満月は欠けていくように、
体を養う為の飲食も、満腹となれば体を壊すことに転ずる、それを心得よということですね。

そうした自然の理(ことわり)から、
花は八分咲き、飲食も少し物足りないくらいの方が、むしろその先の楽しみを予感させ、後の心配もない。

ものごとは全てそう捉えるべきであると書かれています。


「美学」「粋」

いい言葉ですね～♪



仕事の流儀やライフスタイルなど、誰にでも「こだわり」はあるかと思います。

ただ、それが単なる偏屈な思想か美学なのかは、そこに普遍的な理論を語れるかどうか、違いはそこでしょうね。


食に関しては、世の中には数多のメソッドがありますし、
「何が良くて何が悪いのか」情報に翻弄されて迷子になりがちなものです。

そこで極端に走ると、必ずや反動がきます。

拒食と過食を繰り返す、断食の後にリバウンドする

「陰極まれば陽と成し、陽極まれば陰に転ずる」です。


こうした自然の摂理を踏まえていれば、極端なメソッドに心酔することはないはずですし、体の為を思って始めたことでも体を壊すはめになるかもと気付くはず。

完全主義者の方が陥りがちな罠かもしれませんね。


ほどほど～中庸～を良しとし、楽しむ余裕を持ちたいものです。

極端な事象は強さであり、同時に弱さの象徴のように思えます。

絶対に無農薬でないと！とか、無添加・玄米主義、断食・デトックス(？！)信仰など、極論にすがる方には「そんなに自分の体が信じられませんか？」と問いたくなりますし、
何かをよすがにしないといられない時は、「もしかして私、情緒不安定？」とかえりみてもいいかもしれません。

もっと自分の体を信じましょう！
そこまで厳重警戒しなくても大丈夫♪

不摂生をしない、体に良いものを、という心掛けは良いのですが、行き過ぎは仇となり、「自傷行為」に近づきます。


そうした自分に厳しすぎることの逆パターンで、欲望のままに暴走してしまう甘さには、「自分を客観視する」という、まさに「美学」「粋」の心意気が有効です。

徒然草に「武士の美学」とあるように、自分を何者と意識することが、ようはストッパーになるのでしょうね。


芸能人は常に人々からの視線を意識していますし、
私のような運動指導者には、「説得力」という意味で、健康でありそこそこの体型を維持しなくては、という潜在意識が働きます。

そこに「美学」が生まれるのです。


私のパーソナルセッションで成果を出された方は、近しいご友人や仕事仲間から、確実に羨望の眼差しを受けていらっしゃいますので、

そこで良い意味の自意識が高まり美学が養われる。

環境が人を育てるとは、そういうことなのだと思います。
そこまでくると、「養生とは節制！」とか、もうそれほどの悲壮感はないはずです。


【カラダから人生は変わる】



○○さんの美学はなんですか？


＊

今年もたくさんの方々の美学に触れ、多くを学ばせて頂きました。

「体づくりは人それぞれ、その人にとって意味があるかどうかが大事」ということは私の信条なのですが、実際のセッションの場面では大変難しいと痛感したこともあります。

それだけ様々な方々に寄り添う機会を頂いた、ということですし、今後に還元できるよう精進を続ける所存ですので、来年も引き続きお付き合いのほど、どうかよろしくお願い申し上げます。


今年一年、ありがとうございました。
また来年も、○○さんにお会いできますこと、楽しみにしておりますね♪

どうか、お身体ご自愛されて良いお年をお迎えください＼(^o^)／



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