「陰キャ」の時代がやってきた
「陰キャ」の時代がやってきたようです。
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エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0070 2020.04.01
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
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こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
突然ですが、私はいわゆる「陰キャ」です。
「陰キャ」というのは、集団の中で、
明るいというより、暗い性格、
つまり内向的な性格のことをいいます。
だから私は、明るくて、誰にでも気さくに
話しかけている人を見て、
コンプレックスを感じていました。
もちろん、気ごころの知れた仲間であれば、
楽しくコミュニケーションがとれますが、
微妙な距離感にある大勢の人と話すのは
あまり好きではありません。
恐らく、私のような人も
たくさんいるのではないでしょうか。
この、「陰キャ」に関して、
昨日Twitterでこんな発言を見ました。
「陰キャが生存してきた意味がわかった」
どういう意味かというと、
現在は残念ながら、新型コロナの影響で、
人が集まる場が閉ざされている状態です。
ですので、一人で快適に過ごすことができる、
内向的な人間の方が有利だ、ということです。
「ひきこもり最強」
と言っている人もいましたね。
たしかに、みんなといることが好きな
外交的な人は今の状況は
かなり耐え難いでしょうね。。。
ある意味、内向的な人にとって、
活躍の場が来たと言えるかもしれません。
世の中には外交的な人も内向的な人もいます。
このような多様性というものは、
生物が身につけた生き残る知恵なのです
環境というものは目まぐるしく変化します。
その中で多様性がない生物は、
一気に滅んでしまう可能性が高いのです。
歴史を見ても、疫病の流行は定期的に
やってきていました。
そんな時、外交的な人より、内向的な人が、
生き残る確率が高かったのでしょう
だから今にいたるまで、内向的な遺伝子が
多数、残っているのだと思われます。
最近、遺伝子を操作して、
頭が良くて、運動神経の良い子供にしよう、
という話が出てきたりもしますが、
これは人間から多様性を奪うこととなり
極めて危険な行為です。
人間には多様性が必要であり、
それはとても尊いものだと考えます。
人は違っていて当たり前。
それに対して、優越感をもつことも、
劣等感を持つことも健全ではありません。
みんなが自分にふさわしい居場所を見つける。
そんなことができる社会で
あってほしいものだと思います。
●●今日のポイント●●-----------------
人にはそれぞれ役割がある。みんな対等。
優越感や劣等感を持つ必要はない。
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