執筆という森の中で、迷子にならないコツ
書籍の設計図「〇〇」を作り込みましょう。
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0093 2020.05.22
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★登録解除、変更URLはメールの最後にあります
こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
「本を書いていると、その最中に
どんどん書きたいことが浮かんで
収集がつかなくなるんです」
Kindle書籍を始めて書く人の多くが
陥ってしまいやすいワナです。
本を書きながら、アイデアを考える。
すると、自分が書いたことに触発されて、
あれも書きたい、これも書きたいと
どんどんアイデアがわいてきます。
良いことのように思えますが、
書きたいことを書いているうちに、
元々考えていた構想が
大きく崩れてしまうのです。
執筆という行為は、
目の前の文章を書くわけですから、
「木を見て森を見ず」
という状態になりやすいです。
目の前の木(書きたいこと)に
集中しているうちに、
迷子になってしまいます。
それで自分が混乱するだけでなく、
そういう文章は読者にとって、
一貫性がなく読みにくいものと
なってしまうのです。
ですから、本を書く時には、
まず目次をしっかり作ります。
1章で読者にこれを紹介して、
2章で自分のストーリーを語って、
3章で実例を示して、など
書くことを決めておきましょう。
目次は小見出しのレベルまで
明確にしておきます。
そして、執筆の時は、
その設計図(目次)に従って、
「ただ書く」だけにします。
どう書くかは考えても、
何を書くかは考えません。
これが読者にとってわかりやすい、
著者にとっても書きやすい
本の書き方です。
目次を作らずに書き始めることは、
樹海の中を地図もコンパスも無しに
さまよい歩くことだと考えましょう。
ちなみに執筆に慣れないうちは、
目次を作って、それに従って書いても、
うまく進まないことがあります。
××という項目を作ったのに、
200字で終わってしまった、
というパターンです。
分量を見誤っているわけです。
こんな時、
「だから目次なんて意味がない」
と考えて、思うままに
書いてしまってはいけません。
もし、構成が破綻しているなら、
また目次に戻って、
森を見ながら目次を再設計しましょう。
これを繰り返しているうちに、
目次の精度が上がって
執筆がスムーズに進むようになります。
目次は本の設計図です。
設計がしっかりしていないものは、
なんでもうまくいきませんよね。
本を執筆する時には、
まずしっかりと目次を
作り込むようにしましょう。
回り道に見えて、
それが一番の近道です。
●●今日のポイント●●-----------------
「目次」は本の設計図となるもの
しっかり作り込んでから執筆しよう。
-------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆ 発行元情報 ◆◇◆
このメールに返信すると
発行者にメッセージを送れます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
▼詳細プロフィールはこちら
⇒http://try.rikei-style.net/article/119908331.html
▼エンジニアライターが教える
「出版企画の作り方」メール講座(無料)
⇒https://mail.os7.biz/add/njOb
★蔵本貴文の著書★
▼エンジニアが人生を変えたメモ
⇒https://amzn.to/2HIjDc3
▼エンジニアが出版する3つの理由
(私が出版に至るまでのいきさつが書かれた本です)
⇒https://amzn.to/2F7GLAT
▼数学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール127
⇒https://amzn.to/2DJSHHI
▼学校では教えてくれない!
これ1冊で高校数学のホントの使い方がわかる本
⇒https://amzn.to/2TpkH8A
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼バックナンバーはこちらから
⇒https://mail.os7.biz/b/qAnS
▼登録フォームはこちらです
(メルマガをご紹介頂ける時にお使い下さい)
⇒https://mail.os7.biz/add/qAnS
▼登録メールアドレスの変更はこちらから
⇒https://mail.os7.biz/mod/qAnS
▼登録解除はこちらから
⇒https://mail.os7.biz/del/qAnS
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
記事一覧
隠すことは弱いこと。 オープンは強いことです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0837 2025.3.5 発行者:
2025年03月05日
この場合、おかしな言葉を使う人が おかしいとは限りません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0837 2025.3.3
2025年03月03日
自分で信じていないことは 絶対に実現しません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0836 2025.2.28 発行者
2025年03月01日
過去との今の自分の違いを 実感できた理由とは? □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0835 2025.2.26 発行者
2025年02月27日
雑誌の記事を例えるなら、 SNSのストーリズだと思います。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0834 2025.2.24
2025年02月25日
上手く伝えることは テクニックではありません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0833 2025.2.21 発行者
2025年02月22日
過去は○○○によって、 変えることができます。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0832 2025.2.19 発行者
2025年02月20日
そのパーティーで 3枚シールがあるのは私だけでした。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0831 2025.2.17
2025年02月17日
「お金のためだけに」仕事をする ことが残念な理由はこれです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0830 2025.2.1
2025年02月14日
ある程度「適当」で良い、 80点を狙う領域が人にはあります。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0829 2025.2.1
2025年02月12日
ピタっとはまった言葉ができれば それはプライスレスです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0828 2025.2.10
2025年02月10日
生産性を追いすぎることには 弊害があります。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0827 2025.2.7 発行者:蔵
2025年02月07日
「まだ準備が整っていない」 この言葉が人生をつまらなくします。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0826 2025.2.
2025年02月05日
○○で靴ひもが切れたとすると、 必ず悪いことが起こります。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0825 2025.2.3
2025年02月04日
間違ったアピールをしていると どんどん自分の価値が下がります。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0824 2025.1.
2025年01月31日