現役エンジニアのライター、エンジニアライターのメルマガです。 私は「書く」ことによって、人生を変えてきました。 メモ、ブログ、本、SNS……。 「書く」ことには、人生を変えるパワーがあります。 「読む」ことや「書く」ことが好きな人にお勧めのメルマガです。

エンジニアライターの「書いて人生を変える」メルマガ

売れなくても良いのです

2022年03月01日

 「売れなくても良い」
 これが電子書籍の最大のメリットです。

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 エンジニアライターの
 「書いて人生を変える」メルマガ

 Vol.0368 2022.2.28

 発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★登録解除、変更URLはメールの最後にあります


こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。


最近、Kindleの出版相談を
大量に受けるようになってきました。

その中で改めて、Kindleの長所を
感じるようになってきたのです。

Kindleの長所とは、ずばり
数が売れなくても良いということです。


これはどういうことでしょうか?

商業出版の紙の本の場合、
売れない本というものは害悪です。

著者や編集者はもちろん、
出版社や書店にも迷惑をかけます。

普通のビジネス書や実用書の場合、
初版5000部程度が一般的です。

この中で本が売れ残ってしまった時
どうなると思いますか?

これは「裁断」、つまり、
シュレッダーにかけられて
捨てられるのですね。


著者が頑張って書く、
それを編集者が編集する。

印刷所で印刷する。
それを運送会社の方が書店で運ぶ。

そして、書店員が棚に並べる。

でも売れないので、棚から取り出す。

そして、また箱に詰める。

それを運送会社が運ぶ。

そして、その結果、
断裁されてしまうわけです。


関係者に無駄な働きをさせて、
紙という貴重な資源を
無駄にしてしまう。

まさに害悪です。


ちなみに、現在の新刊の重版率は
2割とも3割ともいわれています。

つまり、7割とか8割の書籍は
こうやって裁断されているわけです。

だから、ちゃんと売れる本を
作らなければならないのです。


しかし、Kindleのような電子書籍は
こんな心配は要りません。

たとえ100部でも10部であっても、
流通に負担をかけることはないのです。

だから、思い切りニッチな本も
作ることができます。


そうやって、少数の人であっても、
本当にその本がささる人に
届けることができるのです。

紙の本は数を売らなければいけないので
そんな本は作ることができません。


だからKindle出版を考える人は、
思いっきり、少数の人に絞った企画を
立ててみてはどうかと思います。

それこそが電子書籍の
本当のメリットなのですから。



●●今日のポイント●●-----------------
電子書籍はたくさん売れなくても良い。
そのメリットを活かした本づくりを。
---------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆ 発行元情報 ◆◇◆
 このメールに返信すると
 発行者にメッセージを送れます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。

▼詳細プロフィールはこちら
 ⇒http://try.rikei-style.net/article/119908331.html

▼エンジニアライターが教える
 「出版企画の作り方」メール講座(無料)
 ⇒https://mail.os7.biz/add/njOb


★蔵本貴文の著書★
▼稼げる 学べる 夢がある Kindleライター入門
 ⇒https://amzn.to/3qe5RlZ

▼思考のバグをつぶす エンジニアの副業術
 ⇒https://amzn.to/2WX5i34

▼エンジニアが人生を変えたメモ
 ⇒https://amzn.to/2HIjDc3

▼エンジニアが出版する3つの理由
(私が出版に至るまでのいきさつが書かれた本です)
 ⇒https://amzn.to/2F7GLAT

▼「半導体」のことが一冊でまるごとわかる
 ⇒https://amzn.to/3mJe1mf

▼解析学図鑑 微分・積分から微分方程式・数値解析まで
 ⇒https://amzn.to/3yy52td

▼数学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール127
 ⇒https://amzn.to/2DJSHHI

▼学校では教えてくれない!
 これ1冊で高校数学のホントの使い方がわかる本
 ⇒https://amzn.to/2TpkH8A

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼バックナンバーはこちらから
 ⇒https://mail.os7.biz/b/qAnS

▼登録フォームはこちらです
(メルマガをご紹介頂ける時にお使い下さい)
 ⇒https://mail.os7.biz/add/qAnS

▼登録メールアドレスの変更はこちらから
 ⇒https://mail.os7.biz/mod/qAnS

▼登録解除はこちらから
 ⇒https://mail.os7.biz/del/qAnS

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

記事一覧

標準ヘッダ

悪口と皮肉の違い 悪口は天につばをはく事と言いますが 皮肉はそうでないようです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.09

2025年09月03日

やったらわかる、事業の真実

個人事業を起こすために必要なものは、 知識でも経験でも人脈でもありません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0915 2

2025年09月01日

言葉は泡のようなもの

「こんなの忘れるわけがない」 その言葉は信じないでください。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0914 2025.8.2

2025年08月30日

追い込まれて力を発揮する人とは?

追い込まれて力を発揮する人とは 幻想でないかと考えています。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0913 2025.8.2

2025年08月28日

四十肩になってしまいましたが……

電車のつり革もつかめないので、 なかなか不便です。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0912 2025.8.225  

2025年08月26日

とりあえず形にしてみる

何冊作ってみても、 出てくる時はワクワクするものです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0911 2025.8.22

2025年08月23日

変わらない良さも理解する

変化しないものは滅びる、 そんなことが言われていますが…… □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0910 2025.8.20

2025年08月20日

AIで可能になるアジャイル執筆

書籍は通常、順に文章を書きます。 AIでこれが一新されるかもしれません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0909 20

2025年08月19日

書籍で過去の自分と対話する

5年前の書籍を通じて、 自分にも学びがありました。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0908 2025.8.15  発

2025年08月16日

道を間違えてしまいました……

私は車でよく道を間違えます。 その理由は……。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0907 2025.8.13  発行者

2025年08月14日

入れ墨を怖いと思わなかったわけ

温泉で5人ほどの入れ墨を入れた 人のグループに出会いました。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0906 2025.8.1

2025年08月12日

本づくりを学ぶには電子から

「本づくりに興味がある」方に 伝えたことはこれでした。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0905 2025.8.8  

2025年08月08日

ライターやデザイナーが稼ぐために必要なこと

スキルはもう十分なのです。 足りないことは……。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0903 2025.8.6  発行者

2025年08月07日

バカではないが面白く

0 or 100だと頭が悪く見えるし、 両論併記だと相手の頭に残りません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0903 2

2025年08月05日

体系立てて語るということ

本を書く時には網羅的である ことが求められます。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━  エンジニアライターの  「書いて人生を変える」メルマガ  Vol.0901 2025.8.1  発行者

2025年08月02日

916 件中 1〜15 件目を表示
<<   <  1 2 3 4 5  >   >>