ハッピーキュレーター阿野友範が心と体とお金がハッピーになる情報をお届けします。

○○さん、こんにちは。

先週は、ラーメン屋を夢見て、大阪の「どうとんぼり神座」での修業を決意した理由を書きました。
まだであれば、読んでください↓
～阿野友範ヒストリー１「なぜラーメン屋になったのか」～
https://mail.os7.biz/b/zHV7/1110209



ラーメン屋を夢見ていた僕ですが、
２７歳の時に辞めました。


そのきっかけになったのは、
結婚です。


大学時代に知り合った妻ですが、
彼女は大学を卒業後、長崎に帰っていました。

僕は関西に残り神座で働いていたんですが、
結婚を決めると、両家で何度か会いますよね。
そうやって話し合いを重ねていると、
ラーメン屋を辞めて、妻の実家の保険屋で働いたらどうだ
という話が持ち上がりました。

妻の父さんは、保険代理店を経営されていました。
女の子しかいない家庭で、誰も継ぐ人がいなかったので、
お義父さん一代で、終える予定でした。


それならば、僕が継ごう！！と決意しました。

僕には、「どうとんぼり神座」を山口に持って帰りたいという夢がありました。
その頃の神座は、
いよいよ関東へ進出するという勢いのある時期で、
俺も東京に行きたいと思っていました。

いよいよここから夢の実現へ加速する！！
そんな時期だったので、神座を辞めるのは、とてもつらかったです。。。



でも、ここで考えたのは、
「俺は何をしたいのか？」
でした。


自転車店を経営する父の背中を見て育った僕は、
商売をしたかった
社長になるのが夢だった。

たしかに、神座の味を故郷の山口に持って帰りたいという夢はありましたが、
本当の夢は、
商売人になる、
社長になること
だったことに気づいて、

ラーメン屋ではなく、
保険屋で商売人になろう、保険屋で社長になろうと決意しました。


退職が決まっている僕を
神座の社長は、沖縄の社員旅行に連れて行ってくれました。

その社員旅行の夜、
僕は社長の部屋に呼ばれ、

「これから、いろいろ大変だと思うけど、頑張れよ」

って声をかけてくれました。


神座の社長は、養子となり奥様の家を継がれ、ラーメン屋を興した人です。

僕は、養子ではありませんが、
妻の家業を継ぐということは、
想像を絶する困難があるということを、伝えてくれたんだと思います。

そして、社長と抱き合って、泣き崩れました。。。



ということで、
２００２年、
神座を卒業し、
長崎に来て、
結婚して、
保険屋として、
リスタートしました。


長崎に来れば、
義父の会社に勤めれば、
楽して食べていけるんだろ
って思ってましたが、
それは、とんでもない間違いでした。。。

保険屋になってからの
絶望的な毎日のことは、
また改めて書きます。

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