・ママになって英検1級×2回合格、TOEIC940点済 ・4-5時起き朝活継続中（230日突破！）

私の英語コーチングのサービスでは
生徒様の勉強スタイルに
あわせて単語の定期テストを
実施することもあります。


その時に私は、

「ざっくり正解であれば
　正解としてください」

と伝えています。


今日はなぜ

「ざっくり正解でよいのか？」

その点について
私なりの考えをシェアしたいと
思います。




■英単語は暗記するものではない


英単語と聞くと暗記作業が
すぐ思い浮かぶと思います。

が、わたしは
英検英単語は暗記するものだとは
考えていません。



理由は

1.そもそも無理がある

2.勉強継続のストレスがかかる

3.暗記ではなく、
　記憶を重ねて想起できる
　工夫のほうが大事（インデックス化）

だからです。



まず(1)そもそも無理がある
というのは、
英検準1、1級になってくると
覚える単語も数千となってきます。



このレベルの単語をすべて
暗記するって神業レベルです。
（わたしがヘタレなのかも
　しれませんが…）



なぜなら、
勉強だけに集中できる、
そしてまだ脳味噌にキャパを
十分もっていた
学生時代と比較しても
今あなたの生活環境は
大きく変わっていると思います。



家事・育児、仕事、
やらなければならないことは
毎日ひっきりなしに降ってくる
いわば生活するために
必要な脳味噌の資源を
そっちに投入されているわけです。


そんな中で、
日常使うか使わないかわからない
生きていくために必須事項でもない
（少し言い過ぎ…汗）
数千にも及ぶ英検準1、1級単語を
すべてつぶさに暗記にする
というのは脳味噌が
そもそもそれを受け付けないのは
当たり前の話。



なのであのレベルの
単語を暗記するのは
そもそも無理な話、
だと私は考えています。



■暗記をゴールにすると
　自分の首をしめるだけ


それに気づかず
暗記することをゴールにすると
なかなか前進できないので
めちゃめちゃ苦しいです。


これが勉強を継続していく上での
大きな阻害要因になります。



これが(2)の
「勉強継続のストレスがかかる」
の理由につながります。


大人の英語学習は
いかにストレスフリーで
やっていくかが重要です。


いわばいかに
「楽をして勉強するか」
そしてその自分を許してあげられるか？


ということだと思います。



なので私のサービスでは
コーチの私自身が

「ざっくり正解で良いですよ」

と先にお伝えすることで
そのストレス、不安を
軽減させるようにしています。



■暗記ではなく記憶を重ねる、
　そして想起させる

英単語を覚えるのは暗記ではなく、
記憶を重ねていく

どちらかいうと
そのイメージに近いです。



記憶を重ねることで
脳味噌にこの情報は重要なんだな
と認識させて長期記憶に変異させる


そしてそれでも
忘れることってありますよね？
でもなにかのきっかけで
忘れた記憶を呼び戻す
「想起」のタイミングが出てきます。



■昔の記憶を想起するタイミング

先日、
義理の母と旦那の子育てが
過去どうだったかについて
おしゃべりしていたのですが、
そのとき彼女が

「あの子（旦那）の子育て時代、
　普段は全く思い出せなかったけど
　こうやってココさんと話していると
　”あーあんなこともあった”
　”これもあったな…”
　なんてどんどん思い出してきたわ〜」

と言っていたんですね。


その時に思ったのが
英単語もこれと同じだなと。


いきなり
〇〇を英語でなんていう？
と聞かれて正確には答えられない

けれどもその関連情報から入っていくことで
「あーこうだったな」
と想起させる。
（この想起できるきっかけが
　本番での試験になると思っています、
　私の体感上）


この想起がポイント。


ただ想起するにも
日々ネタを蓄積しておかないと
想起できない。


なので、まずはざっくり理解でも
わかる英単語を増やしていく
その思いで私のミニ英単語でテストでも

「ざっくり正解でもOKですよ」

としています。



なのでもし現在、
英単語が覚えられない自分に
ストレスを感じているようであれば、

・ざっくり正解でもOK
・暗記ではなく記憶を重ねるイメージで
・なんなら試験の際に想起できればOK

こんな気持ちで取り組めば
すこしそのネガティブ感情を
軽減できるかもしれません。



みなさんの日々の学習
ご参考になれば幸いです。



ではまた！