・ママになって英検1級×2回合格、TOEIC940点済 ・4-5時起き朝活継続中（230日突破！）

=【告知】==========

6/3(金) 12:30-13:00
インスタライブのご案内

TOEICコーチのMizukiさんと一緒に
「TOEIC・英検って役立つの？」
といったテーマでライブをします＾＾

英語の資格試験で
悩まれている方は
是非オンタイムでご参加ください＾＾

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先日あるセッション中に、
受講者様から

「ココさんはインスタなどの発信を見ると
　嫌なことがあっても
　うまく気持ちの切替ができているように
　感じるのですが、
　その気持ちの切替ができるようになった
　きっかけって何だったんでしょうか？」

と質問をいただきました。


振り返ると、私にとって
2つの出来事が大きかったな……
と思います。


1つは育児。
小さいお子さんを持つ方には
ご理解いただけると思いますが、
本当に毎日がハプニングの連続。


そして、子どもの気持ちの切り替えが
早いのなんの……。


さっきまで
「ジャムパンがほしいーーーーーー」
と駄々をこねて
「ママなんか嫌い！」
と家中のおもちゃや洋服を
投げ散らかしていたのに、
「ママやっぱりスキー」
と泣きついてきたり。


さっきまで大喧嘩していた兄弟が
何かの拍子に仲良くタッグを組んで
空想の敵を倒しに行っていたり。


大人の私からすると

「気持ちの切り替えスピード
　どうなってんの!?」

と突っ込みたくなるところ。
（何でも理由がほしくなる性分）


最初は何かあるたびに

「なんでやねん」
「さっきまでこう言ってたやん」

とかツッコミを入れていたのですが、
だんだんそれにも疲れてきて
「反応」しなくなったことが
大きいかなと思います。


たとえるなら
琵琶湖の先で変化が起きていて、
それを俯瞰してしているイメージ。


琵琶湖の先で起きている変化は
私には影響はなくて、
ただ「ああ、何か変化が起きたんだな」
と思う、そんなイメージ。


これとまったく同じ感覚を
職場でも持っていました。
これが、もう1つの出来事です。


数年前の話ですが、
当時、社内で有名な
パワハラ・モラハラをする方が
上司になったことがありました。


頭が切れるし、
着実に実績を上げる方なので
上からの評価は良い。
ただ、如何せん
部下のマネージメントに問題ありで
過去何人も病院送りに。


私も過去、他部署にいた彼と
仕事で関わった時に
何度も衝突しました。


だから正直上司になった時は
かなーり凹みました。

案の定、彼との関係は
うまくいくどころか常にヒヤヒヤもの。
どこに時限爆弾が仕込まれているかわからない。
突然切れたと思ったら、そのあとは
手がつけられなくなるくらい相手を論破。
（相手の存在を否定する発言も多い）
常時一緒にいると疲れるな、
これはやられるな、
という人なんです。


当時、私はすでに子どももいたので、
会社でパワーを使い切っていたら
家も戦場なので死ぬ……
という差し迫った状況。


そこで取った対策が2つ。


1つは、気づかない間に
時限爆弾に触れてしまったら
（＝彼がブチ切れて収拾つかなくなったら）
その瞬間彼と私の間にガラスの板を
挟む（あくまでイメージ）。


これで、
まずは防御態勢に入ります。


次に、
先ほどの琵琶湖のイメージではないですが、
何ならハワイと日本列島くらいのイメージで
心の距離を取ります。
「あーなんか
　向こうで叫んでる人がいるな……」
みたいな感覚。


こうして防御、心の距離を
イメトレした後にすべきことは
「彼の話を肯定する」こと。


臨床心理士の方に
教えていただいたのですが、
パワハラ・モラハラをする人は
自己否定感が強い人が多く、
他人に否定される恐怖心から
攻撃してくることもある、
ということ。


確かに過去の私は、彼の発する言葉に
ネガティブな対応ばかりしていたんですね。
その結果、彼に敵と見なされ
さらに攻撃はヒートアップ。


なので、ネガティブな反応をするのを
一切やめました。


うんうんとうなずいてみたり、
「そういう考えもあったんですね。
　私気づきませんでした……」
と言ってみたり。
とにかく彼を肯定するポーズを取る。
（心の中で何を受け入れて
　何を受け入れないかは
　私が選択します）


これを数ヶ月続けることで
彼の私への態度が激変しました。


その時に学んだのが、
「どう対応するかは
　私が選択できる」
ということ。


彼との関係性が悪い時は
私はずーっとネガティブな反応を
していました。
（かなり苦虫を噛み潰したような顔をして
　話を聞いていたと思います……
　なんて子ども！）


でも、肯定する対応に変えた結果、
少しずつですが
相手の態度も変わっていきました。


他人は変えられないけれど、
自分は変えられる。


まさにそれを体感した出来事でした。


ただこれって
相手によって「できる・できない」の
タイミングが異なるなと思っています。
なぜなら、
上司に対してできたタイミングでも
夫に対してはできていなかったから。


上司に対して対応を変えた時は
上司との関係に「解決すべき課題がある」と
理解していました。
他方、当時は旦那との関係も
良くなかったのですが、
それを私の中で問題（課題）として
取り上げてなかったんですね。
その違いだなと思い至りました。


当時の話を振り返りながら、
「すべては問題認識から始まるんだな」と
改めて思った次第です。


ということで、今回は
私が気持ちの切り替えが
できるようになった理由と、
そのタイミングについて
シェアさせていただきました。


ではまた！