・ママになって英検1級×2回合格、TOEIC940点済 ・4-5時起き朝活継続中（230日突破！）

さて、本日は、

「合格の壁が高くて超えられない…
　そんな時に必要な3ステップ」

1.過去問を受ける
2.絶妙な目標設定
3.その目標を達成するための
　学習法を決める

の「2.絶妙な目標設定」について、
その意義と具体的で効果的な
進め方についてご紹介させていただきます。


■絶妙な目標設定とは？


そもそも絶妙な目標設定とは何か？


これは緩くもないそして
厳しすぎるわけでもない
そんなレベルの目標です。


なんやねん…と突っ込みたくなる
表現ですが実際そうなんです（汗）


緩すぎると英語力の伸びは期待できない
かといって厳しすぎても継続できずに
途中で挫折してしまう。


この絶妙なラインを探す必要があります。
（ここは試行錯誤の部分です）


めっちゃ定性的な表現なので
もちろん人によって最適な
目標値というのは異なってきます。


だからこそ難しい部分ではあるのですが、
今日はその目標設定の際に
取り入れたい考え、tipsについて
シェアさせていただきます。


■目標設定に取り入れるべき要素、SMART

みなさんは目標設定の際に
意識したら良いポイントで
よく紹介されるSMARTってご存知ですか？

過去のメルマガでも
何度かご紹介しましたが、
とっても大事な要素なので
改めてご紹介。


SMARTとは以下の頭文字を
とった略称で、

＝＝＝＝＝
Specific（具体的）
Measurable（測定可能）
Achievable（自力で達成可能）
Realistic（現実的）
Time-related（時間制限つき）
＝＝＝＝＝

これらのポイントを意識して
目標設定を行うと
その目標は達成しやすいと
言われています。


こちらの記事もご参照：
→https://shimom.net/english-study-duringmaternityleave/


特にこの中で私が重要視したいのが、
「Measurable（測定可能）」の部分。


ここで失敗している方が
多いなというのを感じます。


具体的な例をあげますね。


■営業マンとダイエットの例

例えばある営業マンが
成約率をあげるために
日々の営業活動を改善しようとします。


その際、Aさんは
「訪問する顧客先を増やす」
と宣言。


他方、Bさんは、
「今までは毎日5社訪問していたけど
　明日から1週間は1日10社訪問できるまで
　帰社しない」
と宣言。


この場合、測定可能といった観点で
Bさんの目標設定の方が優れています。


ダイエットにしても痩せたいと思ったら、

「とりあえず明日から
　めっちゃ運動するわ！」

というのと、

「明日から毎日寝る前に
　100回腹筋する」

だと後者の方が測定可能なので
より優れた目標設定なんです。


目標設定の数値というのは
だれがみても、
それができた・できないを判断できる
定量的な数字でないといけません。


なので英検に落とし込むと、

「英検に合格したい、
　明日からパス単みるわ！」

ではなく、

「英検に合格したい、
　明日からパス単5ページ分音読する」

と具体的に宣言する必要があります。


■でも最適な目標設定がわからない…

でもいきなり自分に合った
最適な目標設定…って
難しいですよね。


この部分こそ完全オーダーメードの
今募集中のプログラムで
最短で解決できる部分ではあるのですが、
今回は一つの参考として、

【1】私の目標・計画の立て方の例
【2】「後方プランニング」

をご紹介します。


【1】私の目標・計画の立て方の例

私の場合は、英語学習に限らず
なにか達成したいことがある時は
こんな感じで目標・計画を立てます。


＝＝＝＝＝
(1)長期計画をたてる、年・月単位

(2)初月のテーマを確認

(3)テーマに沿った
同月内にやるべきことを
ハビットトラッカーに記入

(4)行動を全て
ハビットトラッカーに記録する

(5)月末に近づいたら、
当月の行動記録を確認、
振り返りをおこなう

(6)上記の振り返りをもって、
次月の予定をたてる、(2)以降同じ流れ
＝＝＝＝＝

(2)のテーマに沿って
月ベースで具体的な「目標」を設定します。
そしてそれをハビットトラッカーで記録。


こうすれば振り返りで
自分がその目標を達成できているか否か
一瞬で視覚化できるわけです。


【2】「後方プランニング」

この方法は、以下の
Daigoさんのこの著書で紹介されています。


https://shimom.net/book_2203/


（時たまブログ作成など
　この方法で進める時もあります）


この「後方プランニング」は、
最終的な到達点を明確に設定して、
そこから逆算して、具体的な目標設定と
その時期を決めていく方法です。


まず設定すべき、最終的な到達点ですが、
これはゴールに近い成果の形を、
具体的に言語化する必要があります。


例えば、英検だと
ここでの到達点は
「英検一級合格」ではなく、
合格するために必要な実力値を具体的に、
定量的に落とし込むんです。
（＝第三者でも評価できる形に）


英検一級では、
一般的に素点ベースで全体の7割
解答できる力があれば合格に近い、
と言われていますので、ここでは
「英検1級過去問、素点ベースで7割正解」
とします。


次に、素点ベースで7割取る前の
直前の状況はどんな自分か、
そういった視点から必要な状況、
そのために必要とされる
行動を逆算で考えていきます。


たとえば、

＝＝＝＝＝
●テスト2週間前
英検1級過去問を受験して素点ベースで7割正解する

●テスト1ヶ月前
英検1級過去問を受験して素点ベースで6割正解する

●テスト2ヶ月前
リスニングの過去問正答率を5割にするために、リスニング過去問を3周シャドーイングする

●テスト4ヶ月前
語彙問題の正解数を20問以上にするために、過去問を5回受験し、100回音読、でる順パス単を8割まで覚える
＝＝＝＝＝

など、具体的な目標・アクションを
逆算で考えていきます。


先にゴールに近い直前の姿を想像することで
迷い道のない最短での行動指針を
立てることができます。


■まとめ

ということで、今日の
「絶妙な目標設定」のまとめです。


・緩くもないそして
　厳しすぎるわけでもない
　そんなレベルの目標が
　あなたの英語力を伸ばす

・目標設定の際にはSMARTを取り入れる
　なかでもM:測定可能は大事。

・具体的な取り組み方法に
　私の目標・計画の立て方の例と
「後方プランニング」をご紹介


さて明日は、

「合格の壁が高くて超えられない…
　そんな時に必要な3ステップ」

1.過去問を受ける（本番受験でもOK）
2.絶妙な目標設定
3.その目標を達成するための
　学習法を決める

の「3.その目標を達成するための
学習法を決める」について、
その意義と具体的で効果的な
進め方について
ご紹介させていただきますね。


ではまた!