「絶対知っておくべき、ストレッチの落とし穴！」｜細貝メルマガバックナンバー

「絶対知っておくべき、ストレッチの落とし穴！」

2023年04月07日

○○さん！　　　　細貝メルマガです！

　今回は「絶対知っておくべき、ストレッチの落とし穴！」をお届けします。ストレッチってやればやるほどいいのでは？と思われている方も多いと思います。

　どこに落とし穴があるかなんてイメージつきませんよね？ストレッチをやるな！なんて聞いたことないですから当然です。まず前提として、ストレッチはやってはいけない、意味がないというお話しではありません。

　答えをズバリ言いますと・・・。自分でコントレールできないほど、可動域をストレッチでどんどん広げると危険ということです。

　意味が分からないですよね？？？だって可動域を広げるためにストレッチしているわけですから。

　ストレッチは大切です。しかし、ストレッチだけ一生懸命やっていると「落とし穴がある」ということです。可動域は２種類あることをご存知ですか？

・他人の力、壁、地面、道具など。外力を借りることで可動域を広げる動作。

・自分の力のみでコントロールしながら可動域を広げる動作。

　最初の述べた可動域は、他人に押してもらったり、壁や床など固定されている力を利用。または道具で言えばタオルやチューブなどで引っ張る。そんなイメージです。

　後の述べた可動域は、自分自身で関節の可動域をフルに動かせること。もっと詳しく説明すると、可動域いっぱいに広がっても、止めることができたり、戻すことができたりなど、力を発揮しながらコントロールできることです。そして、脳はこの状態を自分の可動域として認識しやすいです。

　では、なぜ最初の可動域の方（他人の力など）は認識がなかなかされないのか？それは、自分でコントロールできない領域が広がった。別の言い方ですと、危険な可動域が広がったということです。

　よく考えればそうではないでしょうか？ストレッチだけして広がった可動域は、力を発揮するトレーニングをしていないので、止めることもできなければ、戻すこともできないですから。

　ストレッチをしているのに、日常生活やスポーツの場面で怪我をするは、このような偏ったケースでとても起こりやすいです。

　では、どうすればいいのか？答えは簡単です。ストレッチだけではなく、しっかりトレーニングも組み合わせるということです。可動域を大きく使ったエクササイズとセットが良いでしょう。

　難しく考えなくても大丈夫です。例えばワイドスクワットで考えてみましょう。足を大きく広げ、腰をしっかり落とすだけで股関節周辺のストレッチがかかりますよね？そこで止めてカラダを持ち上げていくので、可動域いっぱい広がった状態から筋発揮していますよね？

　そんな感じでご自身が行っているストレッチに合うトレーニングを探すと、以外と簡単に見つかりますよ！

　他人の力や物などを利用してはいけないわけではありません。必ず端から端まで可動域を大きく使い、自分で筋肉を動かしていく動作をプラスする！それが脳にとっても定着しやすい関節可動域となります！

　次回は「息を吸う、吐く。足りていないのはどっち？」です！それではまたおあいしましょう！

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