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【1冊作るのにいくらかかるかご存じですか?】

2022年08月05日

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こんにちは。

出版業界30年
累計発行部数1100万部超
「出版マイスター」

越智秀樹です。


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このメルマガでは、
「どうしたらベストセラー著者になれるのか?」
毎週金曜日に「出版のキホン」をお伝えしていきます。


「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、どうしたらいいかわからない!」


そんな方にお届けしたいと思っています。


8月にお届けするテーマはこちら↓
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「本作りって、いくらかかるの? もうかるの?」
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みなさんは、
1冊作るのにいくらかかるかご存じでしょうか?


ズバリ! 正解を申し上げましょう。


約300万円です。


印税、原稿料、ライター料、イラスト料、装幀料、装画料、
校正料、印刷・製本代……。

しかもこの300万円には、出版社の人件費や手数料は含まれていません。

それらを含むとなんと!
600万超
もかかるのです。


これだけたくさんのお金を投資するわけなので、
出版社の人が
「この人の、このテーマなら売れる!」
「売れない本は出したくない」
という思いを持つのは、ある意味自然のことです。

でも正直なところ、
売れるか売れないかは、
出してみなければわかりませんよね。


「絶対、売れる!」と思って出した本が売れないこともあれば、
「売れるかな……」と思って、出した本が売れることもあります。


売れ行きが未知数の「本」という商品に、
出版社は約600万円超の投資をしているのです。


・・・・・


出版社は、
初版部数の7割が売れないと、
利益が出ない仕組みになっています。

ここで
「7割くらいなら大丈夫でしょう」
「まあ、それくらいならなんとか売れるのでは」
と思われた人もいるかもしれません。


でもね、これがとても難しいのです。


日本では年に約7万冊の本が発売されています。
毎日約190冊の新刊が世の中に出てくるのです。


毎日約190冊!


当然、書店員さんは把握しきれるわけもなく、
「新発売」だからと言って、
特別扱いしてもらえるとは限りません。


さらには、
発売後2週間以内の売れ行きが良くないと、
「返品対象」となってしまいます。


せっかく書店に並んだのも束の間、
出版社に返されてしまうのです。


・・・・・


出版は「水物」です。


永遠に売ってもらえるものではなく、
人気が出なければ「即・返品」のシビアな世界。


こんな話をすると、
本を出すことが怖くなってしまいますよね。


でもね、


本には「人を笑顔にする力」があるんです。
本には「人を応援する力」があるんです。
本には「誰かの生きる活力」になる可能性があるんです。


だから、
「人の役に立ちたい」という著者の熱意は、
必ず読者に伝わります。


そして、
熱意はおのずと本からあふれ出てきます。


「この本は何か違うぞ!」
と思わせるようなエネルギーが出てくるんです。


そんなエネルギーを持つ著者を、
出版社は探しています。


600万円出してでも
「この人の本を作りたい」と思わせてくれる著者を、
編集者は探しています。



それは、
「あなた」かもしれないのです。



OCHI企画では、
そんな「あなた」の応援をしていきます!


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次回のメルマガは8月12日(金)に配信します。
テーマは「印税ってどれくらいもらえるの?」です。
お楽しみに!


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OCHI企画
越智秀樹
https://ochikikaku.com/

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