OCHI企画のメルマガです。

OCHI企画のメルマガ

【新人著者なら必ずかかる「ある病」】

2022年10月07日

――――――――――――

こんにちは!
「出版マイスター」
越智秀樹です。

今さらですが「半沢直樹」シリーズの
『オレたちバブル入行組』を読んで感動した
越智秀樹です。

組織の闇に巣くう
自己保身の亡者たちに敢然と立ち向かい、
見事、倍返し―リベンジを果たす半沢直樹。

ドラマを思い出し、久々にシビれました!

やっぱり、
売れるものには理由がありますね。

――――――――――――

このメルマガは、

「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、どうしたらいいかわからない!」

そんな方にお届けしています。

==============

仕事柄、
新人著者さんと話をする機会が
少なくありません。

そしてあるとき、
新人著者のみなさんが共通してかかる
「ある病」に気づきました。

それは……
「書くことすべて新説じゃなきゃダメ! 病」!

「本を出すなら
どの本にも書かれていない、
自分オリジナルの話じゃなきゃダメ」

「せっかく出すんだから、
他には書かれてないことを書かないと
読者に失礼」

この「病」にかかると、
100%本が出ません(笑)。

早速ですが、
この病をカンタンに克服する方法を
お伝えします。

それは、

「7割は読者が『知ってること』を
書いていいんだ!」

と強く思うことです。

・・・・・

例えば
「PHP」という「プログラミング言語」を
本で学ぼうとしたケースを
思い浮かべてみてください。
(※出版社のPHP研究所ではありませんよw)

いきなり
「ソースコード」「C言語」
「if文」「while文」
といった専門用語ばかりでてきたら
読む気が失せませんか?

僕は失せます……(笑)

その本に
めちゃくちゃ斬新でいいことが
書いてあったとしても、
僕はそっと本を閉じます。

そうならないために
まずは、

「読者がわかる言葉で、
読者の知っている内容」

を書くこと。


「それなら知ってる」
「それならわかる」
と思わず相ずちを打ちたくなるような内容を
書くんです。

そして残りの3割で、
「それ知らなかった!」
ということを書く。

読者は著者の新説ばかりを
求めているわけではありません。

自分の知っていること、
やっていることが正しいかどうか、
合っているかどうかを、
本で答え合わせをしているのです。

本を読むことで、
「このやり方で良かったんだ」
「この考え方、やっぱり大事なんだ」
といった確認をしているのです。

・・・・・

私の編集したミリオンセラー
『人は話し方が9割』にも、

●相手の名前を覚えよう
●相手との共通点を探そう
●「話す」より「聞く」ほうが大事
●悪口は言わない、聞かない

といった、
誰もが一度は
「聞いたことがある」
あるいは
「知っている」
内容が書かれています。

その一方で読者が、
「知らないこと」
「気づいてないこと」

例えば、

●会話の難しい人と無理に話そうとしなくていい
●話のうまい人が使っている「拡張話法」

といった
著者オリジナルの「スパイス」も
盛り込まれています。

「この割合は『7対3』くらいが
ちょうどいいんです」
と、かつて歴史作家の童門冬二さんから
教わりました。

この割合を知っておくだけで、
筆の進み具合が違ってきます。

ぜひ試してみてくださいね。



OCHI企画では、
「『書くことすべて新説じゃなきゃダメ! 病』を
克服するあなた」
を応援していきます!

次回のメルマガは10月14日(金)に
配信予定です。

お楽しみに!


――――――――
OCHI企画
越智秀樹
https://ochikikaku.com/

配信停止はこちら
配信停止はこちら
解除専用ページURL
――――――――

記事一覧

【OCHI企画】その出版、本当に“商業出版”ですか?

こんにちは! 「たった一行で世界は変わる!」 1200万部・出版マイスターの越智秀樹です。 先週末、Xに投稿されたあるポストが業界でちょっとした話題になりました。 それは、マーケティングコンサルタ

2025年12月15日

【OCHI企画】紙と電子では「売れ方」に違いが出る!?

こんにちは! 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画 出版寄り添いコーチ・田谷裕章です。 ================== 2019年からスタートしたこのメルマガ。 実は、過去のバックナ

2025年12月12日

【OCHI企画】読者になりきって書店を歩こう。企画書がグッと書きやすくなる

こんにちは。 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画・女性著者養成コーチの 小関珠緒(こせき たまお)です。 ======= 2019年からスタートしたこのメルマガ。 過去のバックナンバーもご

2025年12月10日

【OCHI企画】ジムでスマホが消えた!?

こんにちは! 「たった1行で世界は変わる」 1200万部・出版マイスターの越智秀樹です。 今日は、ある出来事を通じて 「これ、出版にもつながるな……」 と感じたことをシェアさせてください。 ■ジム

2025年12月08日

【OCHI企画】紙と電子ーー本の何が変わる!?

こんにちは! 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画 出版寄り添いコーチ・田谷裕章です。 ================== 2019年からスタートしたこのメルマガ。 実は、過去のバックナ

2025年12月06日

【OCHI企画】「離島の孤児でも作れる本を作れ」—編集者経験から学んだ「伝わる文章」の本質

こんにちは。 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画・女性著者養成コーチの 小関珠緒(こせき たまお)です。 ======= 2019年からスタートしたこのメルマガ。 過去のバックナンバーもご

2025年12月03日

著者になれる人がやっている、たったひとつの決定的な習慣

こんにちは! 「たった1行で世界は変わる」 1200万部・出版マイスターの越智秀樹です。 今日は“著者の資質"について、ちょっと面白い話をします。 実は先日、OCHI企画のコンサル・出版塾の申し込

2025年12月01日

【OCHI企画】身近でOK!原稿執筆が捗る環境を見つけよう

こんにちは! 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画 出版寄り添いコーチ・田谷裕章です。 ================== 2019年からスタートしたこのメルマガ。 実は、過去のバックナ

2025年11月28日

【OCHI企画】本気で出版したいなら、「タイトル収集」を始めよう

こんにちは。 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画・女性著者養成コーチの 小関珠緒(こせき たまお)です。 ======= 2019年からスタートしたこのメルマガ。 過去のバックナンバーもご

2025年11月26日

【OCHI企画】5万人の読者があなたの1冊を待っています

こんにちは! 「たった1行で世界は変わる」 1200万部・出版マイスターの越智秀樹です。 今日は、ある名編集者の言葉からスタートします。 ■「自分が本当に欲しいと思った本を作れば、5万人はいる」

2025年11月24日

【OCHI企画】コアメッセージと「THE BLUE HEARTS」

こんにちは! 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画 出版寄り添いコーチ・田谷裕章です。 ================== 2019年からスタートしたこのメルマガ。 実は、過去のバックナ

2025年11月21日

【OCHI企画】書店では「本棚以外」も見よ——企画力が一気に上がる視点とは?

こんにちは。 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画・女性著者養成コーチの 小関珠緒(こせき たまお)です。 ======= 2019年からスタートしたこのメルマガ。 過去のバックナンバーもご

2025年11月19日

【OCHI企画】出版は3つの「A」が整うと、驚くほど早く動き出す

みなさん、こんにちは! 「たった1行で世界は変わる!」 1200万部・出版マイスターの越智秀樹です。 この1ヶ月で、OCHI企画の塾生さん・コンサル生さんの企画3本が、3社の出版社で採用されました。

2025年11月17日

【OCHI企画】書店リサーチのススメ

こんにちは! 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画 出版寄り添いコーチ・田谷裕章です。 ================== 2019年からスタートしたこのメルマガ。 実は、過去のバックナ

2025年11月14日

【OCHI企画】「私の人生って本になる?」と思ったあなたへ

こんにちは。 「たった一行で世界は変わる!」 OCHI企画・人気女性著者養成コーチの 小関珠緒(こせき たまお)です。 ======= 2019年からスタートしたこのメルマガ。 実は、過去のバックナ

2025年11月12日

248 件中 1〜15 件目を表示
<<   <  1 2 3 4 5  >   >>