【「むちゃぶり」は出版決定のチャンス】
『死は存在しない』(田坂広志・著)の
「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」に
ドハマり中の越智秀樹です。
著者の田坂さんとはPHP時代、
『意思決定12の心得』
『仕事の思想』の文庫化で
お世話になりました。
それにしても、
あの田坂さんが「運気」「死後の世界」
といったスピリチュアル的テーマで
大ブレイクするとは驚きました。
やっぱり著者さんには、
無限の可能性がありますね。
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このメルマガでは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
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編集者とやり取りをしていると、
「えーーー、なぜにそのテーマ⁉︎」
と思うような企画を提案されることが
あります。
例えば、
ダイエットの企画をやりたいのに
「投資の企画を書けませんか」
と言われたり、
古事記の企画を考えていたのに
「マーケティングの企画はどうですか」
と言われたり……
著者さんからすれば
思ってもみない方向から
いきなりボールが飛んでくるわけですから
戸惑うのも無理はありません。
しかし実は、
編集者からの「むちゃぶり」は
千載一遇のチャンスなんです。
・・・・・・
編集者もプロですから、
著者のできるできないを考えず、
適当に提案するわけではありません。
ふとしたやりとりや企画書から
著者のポテンシャルを見抜き、
「この企画ならいけるかも!」と
思ったときにボールを投げるんです。
ところが、
真面目で誠実な著者さんほど
「無理です。ごめんなさい」
とすぐにボールを返しちゃうんですね。
なんともったいないことか……。
「自分には無理」
「書けなかったら迷惑をかけちゃう」
「内容が伴わなかったらどうしよう……」
そう考えてしまう気持ちは
よくわかります。
でもね、
編集者もそのあたりは心得ています。
だから内心、
「少しハードル高いかな」
と思いながらボールを投げています。
検討に多少時間がかかったらといって、
編集者がその企画を簡単に
あきらめることはありません。
中には、
「『このテーマで書ける』と
言ってもらえるなら、
次の企画会議に出してみよう」
と考える編集者もいます。
つまり
編集者からむちゃぶりされたら
引き受ける方向で検討する。
検討して、
6割でも「書けそうだ」
と判断したら、チャレンジする。
仮に、難しい場合も
「ご提案の企画は難しいですが、
こういう方向なら書けます」
と、再度提案をする。
「むちゃぶり」は、
編集者からのラブコール。
そう考えて、
多少背伸びをしても
前向きに検討してみてくださいね。
出版は一人でやるものではありません。
大丈夫です。
勇気を出すと思わぬ幸運が
舞い込んできますよ。
OCHI企画では、
「思い切ってチャレンジするあなた」
を応援していきます!
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お楽しみに!
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OCHI企画
越智秀樹
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