【「すごい人」なのに企画が通らない理由】
こんにちは!
出版マイスターの
越智秀樹です
先日は、
海上自衛隊・那覇基地で
心理療法士を務める池田郁明さん、
ビジネス社の中澤編集部長、
私と妻の4者で企画の打ち合わせでした。
最前線で常に緊張を強いられている
自衛隊員さんの心労と責任感には
頭が下がるばかりです。
本当にありがとうございます。
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さて、このメルマガでは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
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著者さんの多くは、
自分のノウハウをメソッド化して
企画を作ります。
自分ができなくて困ったこと。
悩んだこと。
苦労したこと。
それらを通して身につけたノウハウを、
人のために役立てたいと思って本を書く。
すごく大切なことです。
ところが、
卓越したノウハウを持っている人ほど
陥りがちなワナがあります。
それは、
本を読んだ読者が
一人でできないことを
企画にしてしまうことです。
・・・・・・
例えば、
凄腕の心理カウンセラーさんが
企画を作ろうとする場合。
「自分のやりたいことをノートに書き出してみる」
「書き出したことをやってみる」
と書いてあったりします。
しかし読者は、
「どのくらいの量を書けばいいの?」
「書いてみたけど、この書き方でいいの?」
「そもそも、やりたいことがよくわからないのだけど……」
と悩みながら読んでいます。
凄腕カウンセラーさんほど、
こうした読者の疑問やつまづきポイントを
よく心得ています。
なので講座やセミナーでは、
上手にフォローしながら進めていらっしゃいます。
ところが、本ではそれができません。
そこでポイントになってくるのは読者が、
「一人でもできそうだ」
と思える企画になっているか
ということです。
よく言われる
「再現性があるか」
というやつですね。
それを見極めるためには、
自分のメソッドを身近な人に伝えて、
忖度なしの意見を求めること。
「難しくてできなかった」
「ここはできたけど、
ここはできなかった」
「ここがよくわからない」
「途中までうまくいったけど
最後でつまずいた」
きっと、
いろいろなフィードバックが
あるはずです。
ぜひそのフィードバックを
企画に反映させてください。
・・・・・・
「それ、本を読んだだけで、
できますか?」
「読んだ人が『それ、できそう!』って
思えますか?」
この自問自答が企画を作るときに役立ちます。
ぜひ参考にしてみてくださいね
OCHI企画では、
「再現性を高めようとするあなた」
を応援していきます!
(追伸)
記事を出す前に読み直して気づいたのですが、
今回、僕が紹介しているメソッドそのものが
一人でできないものだ。あちゃ~(笑)
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次回のメルマガは
1月27日(金)に配信予定です。
お楽しみに!
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OCHI企画
越智秀樹
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