読者がドン引きする文章を書いてしまう人、読者の共感を呼ぶ文章を書ける人
こんにちは!
出版マイスターの
越智秀樹です。
昨日は、出版が秒読み段階に入った
起業コンセプトコーチ・上野ハジメさん
との戦略会議。
ここからどう仕上げて売っていくのか。
ワクワクします。
また、4月はOCHI企画のコンサル生の
出版ラッシュ!
予約の取れない占い師・油井秀允さん
ファイナンシャルプランナー・工藤清美さん
のお二人がいよいよ出版です。
おめでとうございます!!!
OCHI企画で
続々と出版の夢が叶っています。
どうぞお楽しみに!!
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このメルマガは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
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著者さんの多くは、
講演をしたり、
塾を開いていたり、
セミナー講師をしていたり、
経営者だったりと、
「教えること」
「指導すること」
が得意です。
それだけ専門性があって、
実績があるからこそ、
「本を書いて、
多くの読者の役に立とう!」
という思いが
生まれてくるのですよね。
しかし、
教えるのが得意な著者さんほど、
陥りがちな「ワナ」があります。
それはご自身ではなかなか気づきにくく、
指摘する側もお伝えするのが
難しいことです……
その「ワナ」とは
無意識のうちに、
「上から目線の文章が出てしまう病」
です。
・・・・・
ある経営者の
書籍を編集していたときのこと。
届いた原稿は、
実績のある経営者だからこそ書ける
メソッドや心構えが満載で、
とても充実した内容になっていました。
ただ、
ところどころ、
「?」と引っかかってしまう。
なぜだろうと読み返して
原因がわかりました。
それは、
「どうしてこんな簡単なことが
わからないのだろうと思いました」
「こういう考え方をしているから
成長しないのです」
といった文が、
ところどころ
出てくるからでした。
・・・・・・
「上から目線」の表現は、
講座や講演で聞く分には
キツく感じません。
「この人、
こんなことを言っているけど
本当は優しい人なんだろうな」
「この場面では、
あえて厳しいことを言っているんだな」
と講演の内容とともに、
言わんとするニュアンス・
人柄が一緒に伝わるからです。
しかし、
本では細かなニュアンスは
伝わりません。
叱咤激励のつもりで書いた文章が、
「なんだかこの人、上から目線だな~」
と受け取られてしまうことも
しばしばです。
あえて
そういう文体で書いていて、
持ち味になっているケースは別です。
そうではなく、
本人が気づかないうちに
この病が出てしまっている時が
あるので要注意。
(と言いながら、
私がこの病にかかっていたら
殴ってください。
お願いしますw)
「これは教えてあげなきゃ」
という思いが強くなったときは、
「読者に寄り添う文章を入れる」
「読者の横に座る感覚で書く」
というテクニックを
使ってみてください。
例えば、
「みなさん、
〇〇のように考えてしまうことは
ありませんか?」
「それは多くの人が悩んでいることで
あなた1人だけではありません」
「そう思うのも無理はありません」
と読者に寄り添う文章を入れる。
その後に、
「その上で〇〇してみましょう」
と具体的なアドバイスを入れる。
読者の気持ちに
寄り添う一文を入れるだけで、
読者の受け止め方は変わってきますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
OCHI企画では、
「読者に寄り添いながら
アドバイスをするあなた」
を応援していきます!
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次回のメルマガは
4月7日(金)に配信予定です。
お楽しみに!
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OCHI企画
越智秀樹
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