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出版の近道は「誰のアドバイスを聞くか」

2023年05月19日

昨日は、友人である三上充彦さんの紹介で
『お弁当のセカイ』(ワニブックス)などの
ヒット作をもつ野上優佳子さんご夫妻に
お会いしました。

※『お弁当のセカイ』
www.amazon.co.jp/dp/4847093917

実に呼吸がピッタリのご夫婦で、
互いを思いやり、サポートし合う
二人三脚ぶりが素敵過ぎる!

つい「パートナーシップの本はどうか」
と考えてしまった僕でした。
==============

このメルマガは、

「そもそも本ってどうやって作るの?」

「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」

そんな方にお届けしています。

==============
さて、
今回は、出版したいと思っているのに
「なぜ出版が遠のいてしまうのか」
についてお話しします。


「餅は餅屋」という
ことわざがありますよね。

どんな分野にも専門家、
つまり「プロ」がいて、
「その分野のプロに
任せたほうがうまくいく」
という意味です。
――――――――
僕も編集者人生が21年を超え、
気づけば、
企画・編集の「プロ」と言われても
おかしくない年数が経ちました。
人生あっという間ですw

編集者の一番の役得は、
素晴らしいノウハウをもつ
著者さんに会えること。

起業のプロ、話し方のプロ、健康のプロ……

彼らと接するたびに
やっぱり「餅は餅屋だなあ」と
尊敬の念を抱きます。

しかし、そんなすごい著者さんたちも、
本の企画・編集においては素人さん。

時折、
本を出したいという人から、
こんな相談を受けます。

「友人の著者に
企画の相談をしたら、
『それは売れない』と言われました。
どう思いますか?」

そういう話を聞くたびに
僕は言葉に詰まってしまいます。

なぜなら、
「企画・編集において、
著者は餅屋ではないから」
です。
――――――――
スバリ申し上げると、

本の企画・編集における
「餅屋」=「プロ」は、
著者ではなく「編集者」です。

著者は、
「執筆のプロ」
「コンテンツのプロ」
であって、
「企画・編集のプロ」
ではない。


出版社を例にとると
わかりやすいかもしれませんね。

ひと口に「出版社」と言っても、
色々な部署・職種があります。

営業さんもいれば、経理部さんもいる。
制作部さんもいれば、人事部さんもいる。

だから、
経理部さんや制作部の人に、
本の企画のことをきいても
「よくわかりません」
となっちゃいますよね。

たとえ、

「歴史小説の大家」司馬遼太郎さんや
「サスペンスの女王」山村美紗さん
であっても、著者である以上、
「企画・編集」に関するアドバイスには
限界があります。

なぜなら、
「企画・編集をしたことがない」
からです。

もちろん、著者さんの中にも
「読者のニーズ」を的確にとらえて、
編集者にフィードバックできる
すごい著者さんはいます。

とはいえ、
「企画書を書く」
「出版社のカラーや強みにあった企画にする」
「売れる本を企画・編集する」
ということとは、まったく別の話です。

つまり、
「役割が違う」のですね。

出版に関しては、
「この人!」と決めた編集者と
一対一で向き合うのが
一番の近道。

そこを踏まえて、
「誰」の「どんなアドバイス」を聞くのか、
見極めていきましょう。

ぜひ、
「運命の編集者」と出会って、
二人三脚で
一緒に企画を作り上げてくださいね。

OCHI企画では、
「編集者と二人三脚でがんばるあなた」
を応援していきます!

――――――――――――

次回のメルマガは
5月26日(金)に配信予定です。
お楽しみに!

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OCHI企画
越智秀樹
https://ochikikaku.com/

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