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売れる「はじめに」を書く3つの技術(後編)

2023年06月23日

面白いですよね。

高額宝くじに何度も当選する人には
共通点があるらしい。

それも、思いもよらない共通点が。

そんな話を先日
油井秀允さんの新刊『人の話は聞くな。』
のトークショー&サイン会で聞きました。
(6月19日、三省堂書店有楽町店)

どのような共通点があるのか?

答えは『人の話は聞くな。』
にもあります。

気になって眠れない人は(笑)
ぜひお読みください。
www.amazon.co.jp/dp/4828425152

油井さんのトークショー&サイン会は
6月29日(木)三省堂書店 名古屋本店でも
行われます。

お近くの方は、ぜひ足をお運びくださいね。
http://nagoya.books-sanseido.co.jp/events/3168

==============

このメルマガは、

「そもそも本ってどうやって作るの?」

「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」

そんな方にお届けしています。

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前回の記事で、
売れる「はじめに」を書くコツは、

① 誰の、どんな役に立つのか?
② なぜこの著者がこのテーマで書くのか?
③ 失敗事例

の3つです、とお伝えしました。
https://ameblo.jp/little-fortune/entry-12807964184.html

また、
① 誰の、どんな役に立つのか?
についても解説しました。

今回は、
② なぜこの著者がこのテーマで書くのか?
について書く予定でした。

が、以前、同じようなことを書いている記事を見つけてしまい、
そちらを読んでいただければ幸いです。
※「編集者は企画書のどこを見ているのか』
https://ameblo.jp/little-fortune/entry-12804631057.html

ですので、今日は、
③ 失敗事例についてお話しします。
・・・・・
読者がビジネス書・実用書を買う理由は
概ね2つです。

① 悩みを解決したい
② 願いを叶えたい
※オピニオン系や教養書は除きます。

読者は本を買う時、無意識のうちに
「この本を書いている著者は
きっとすごい人に違いない」
というとてつもない
思い込みをもっています。

なぜなら、カバーや帯に、
著者はどんなにすごい人か?
どんなすごいことを成し遂げた人か?
ということが、
てんこ盛りに盛られているからです。

しかし内心、こうも思っています。

「この著者にはできたかもしれないけど
私にできるかしら?」

「1500円も払って
できなかったら嫌だわ」

そこで!
買うかどうか迷っている読者の
背中をドーンと押すのが
③ 失敗事例(エピソード)
です。
・・・・・

例えば
ミリオンセラー
『人は話し方が9割』の
「はじめに」に
このような一文があります。

「自分の言いたいことばかり言って
スタッフや周りの人を困らせて
ばかりいました。
そんな私が話し方を変えただけで
人生が激変したのです」

当初、私のところにきた原稿には
このくだりはありませんでした。

しかし、
読み手と著者の橋渡しが必要だろうと考え、
この一文を追加したのです。
・・・・・
③ 失敗事例(エピソード)
には
「(著者だってそうだったのなら)
自分にもできるかも」
と読者に思わせる効果があります。

あえて
「失敗」や「弱み」を開示することで
読者に勇気を与える。

それが、読者が本を買う動機に
つながっていくのです。

OCHI企画では、
「弱みや失敗を開示するあなた」
を応援していきます!

――――――――――――

次回のメルマガは
6月30日(金)に配信予定です。
お楽しみに!

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OCHI企画
越智秀樹
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