売れる「はじめに」を書く3つの技術(後編)
高額宝くじに何度も当選する人には
共通点があるらしい。
それも、思いもよらない共通点が。
そんな話を先日
油井秀允さんの新刊『人の話は聞くな。』
のトークショー&サイン会で聞きました。
(6月19日、三省堂書店有楽町店)
どのような共通点があるのか?
答えは『人の話は聞くな。』
にもあります。
気になって眠れない人は(笑)
ぜひお読みください。
www.amazon.co.jp/dp/4828425152
油井さんのトークショー&サイン会は
6月29日(木)三省堂書店 名古屋本店でも
行われます。
お近くの方は、ぜひ足をお運びくださいね。
http://nagoya.books-sanseido.co.jp/events/3168
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このメルマガは、
「そもそも本ってどうやって作るの?」
「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」
そんな方にお届けしています。
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前回の記事で、
売れる「はじめに」を書くコツは、
① 誰の、どんな役に立つのか?
② なぜこの著者がこのテーマで書くのか?
③ 失敗事例
の3つです、とお伝えしました。
https://ameblo.jp/little-fortune/entry-12807964184.html
また、
① 誰の、どんな役に立つのか?
についても解説しました。
今回は、
② なぜこの著者がこのテーマで書くのか?
について書く予定でした。
が、以前、同じようなことを書いている記事を見つけてしまい、
そちらを読んでいただければ幸いです。
※「編集者は企画書のどこを見ているのか』
https://ameblo.jp/little-fortune/entry-12804631057.html
ですので、今日は、
③ 失敗事例についてお話しします。
・・・・・
読者がビジネス書・実用書を買う理由は
概ね2つです。
① 悩みを解決したい
② 願いを叶えたい
※オピニオン系や教養書は除きます。
読者は本を買う時、無意識のうちに
「この本を書いている著者は
きっとすごい人に違いない」
というとてつもない
思い込みをもっています。
なぜなら、カバーや帯に、
著者はどんなにすごい人か?
どんなすごいことを成し遂げた人か?
ということが、
てんこ盛りに盛られているからです。
しかし内心、こうも思っています。
「この著者にはできたかもしれないけど
私にできるかしら?」
「1500円も払って
できなかったら嫌だわ」
そこで!
買うかどうか迷っている読者の
背中をドーンと押すのが
③ 失敗事例(エピソード)
です。
・・・・・
例えば
ミリオンセラー
『人は話し方が9割』の
「はじめに」に
このような一文があります。
「自分の言いたいことばかり言って
スタッフや周りの人を困らせて
ばかりいました。
そんな私が話し方を変えただけで
人生が激変したのです」
当初、私のところにきた原稿には
このくだりはありませんでした。
しかし、
読み手と著者の橋渡しが必要だろうと考え、
この一文を追加したのです。
・・・・・
③ 失敗事例(エピソード)
には
「(著者だってそうだったのなら)
自分にもできるかも」
と読者に思わせる効果があります。
あえて
「失敗」や「弱み」を開示することで
読者に勇気を与える。
それが、読者が本を買う動機に
つながっていくのです。
OCHI企画では、
「弱みや失敗を開示するあなた」
を応援していきます!
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次回のメルマガは
6月30日(金)に配信予定です。
お楽しみに!
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