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マンガの天才鳥山明の教え:自分の好みと読者ニーズのバランス

2024年03月15日

先週、鳥山明さんが亡くなりました。

旅先で訃報に接した際は、あまりの衝撃でスマホを持ったまま
しばらくその場から動くことができませんでした。

――――――――

鳥山明さんといえば、多くの人にとっては、
『ドラゴンボール』でしょう。

しかし、個人的には『Dr.スランプ』にやや思い入れがあります。

それまで見たことのない、ポップで底抜けに明るいキャラクターたち。
緻密なのに、適度にデフォルメされたメカ・ミリタリーたち。

鳥山さんが作り上げた独特な箱庭の中で繰り広げられるドタバタ劇は、
それまでの漫画にはない革新的なもので、
小学生の私はたちまち夢中になりました。

まさに「天才」でした。

そんな鳥山さんが、生前こんなこんなことをおっしゃっています。

「自分でマンガを描く場合、好みなのは地味目で軽い内容、
という(読者に)うけにくいもの」

この言葉を見たとき、私はこう思いました。

「鳥山さんのような天才であっても、
読者のニーズに合わせてマンガを描いていたのか……」

さて、ここから先は私の想像です。

もし、鳥山さんが自分の好みだけで突っ走っていたら……

きっと『ドラゴンボール』ではなく
『Dr.スランプ』のようなやや地味目のギャグ漫画が
代表作になっていたことでしょう。
(『Dr.スランプ』でも十分凄すぎる作品なのですが)

『ドラゴンボール』の初期は、世界中に散らばったドラゴンボールを
仲間と一緒に探す、というアドベンチャー色の濃い作品でした。

しかし、ジャンプの担当編集者である鳥嶋和彦さんと
「読者ニーズ」を深堀りしていくうちに、
激しいバトルものに変容していったのではないか……

――――――――

ここで大事なのは、
「著者の好み」と「読者の求めるもの」は違う、
という事実です。

私のコンサルも、最初に著者が書きたいことをヒアリングしますが、
それがそのまま企画になることはまずありません。

なぜなら著者さんの多くは、

①「これが書きたい!」という思いが先行するあまり、
読者マーケットを意識できていない

②意識のある人でも、「自分の専門分野」に特化するあまり
ニッチなマーケット狙いになってしまっている
(本とセミナー・講座では対象層が違う)

③そもそも自分の「強み」がわかっていない
(当たり前すぎて見落としている人がほとんど)

しかし、これは無理もないことです。

いきなり「読者目線で自分を見つめ直せ」といわれても、
どこをどうしたらいいかわからないのは、誰もみな同じ。

そもそも書籍のマーケットのことがわかるのなら、
編集者はいりません。

ところが、本づくりをしていくと
なかなか編集者の言うことが腑に落ちない、
承服できないということが出てきます。

「それは書けない、書きたくない」

そこを編集者と、とことんすり合わせる。

どうしても、出版社や編集者の意向と合わず、
自分の書きたいことにこだわるのなら、
めちゃくちゃ売れる本を書いてから取り組むか、
自費出版という方法もあります。

商業出版を目指すなら、
自分の書きたいものより
読者や世間が求めるものを書く

これが大事です。

OCHI企画では、
「読者のニーズを深堀りするあなた」
を応援していきます!

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