【OCHI企画】ベストセラー著者とは「できなかった頃」を思い出せる人
「たった一行で世界は変わる!」
OCHI企画
人気女性著者養成コーチ・小関珠緒(こせきたまお)です。
自分が「できなかった頃」のことを
思い出すこと……。
これは、企画を考える上でも、本を書く上でも
とても大切な力です。
たとえば、あなたがある分野の専門家で、
その専門性をもとに
本を書こうとしているとしましょう。
その時ポイントになるのは、
「その仕事を始めたばかりの頃」
「入門者だった頃の自分」を
思い出すことです。
●どんなことに戸惑っていたか
●どんな感情を抱えていたか
(悔しさ・不安・希望…)
●どんな疑問を抱いていたか
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実体験から学んだ「初心者目線」の大切さ
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私自身の体験を少しお話します。
料理教室の編集部に転職したとき、
私には料理の専門的知識がありませんでした。
いや、それどころか……
「出汁って何?」「米ってなんで研ぐの?」
というくらい料理の知識が全くない女子だったのです(汗)
そんな私が担当することになったのは
『お料理一年生』という初心者向けのページ。
出汁の取り方、米の研ぎ方、味噌汁の作り方……
まさに“料理の基本のキ"から教える内容でした。
私は、自分のできないこと、わからないこと、知って役に立ったこと、
すべてをそのまま誌面づくりにぶつけました。
すると、
「まさに知りたかったことです!」
「基礎が振り返れて、よかった!」
という反響を、たくさんいただいたのです。
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専門家こそ、「できなかった自分」に戻る
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専門家として本を書くとき、
つい専門的な話から入ってしまいがちです。
でも、読者の心をつかむ本を作るには、
かつての自分がどこでつまずき、
何を知りたかったのかを思い出すこと。
ここが重要なのです。
初心者だった頃の自分が知りたかったこと、わからなかったことを書くと、
「わたしも、まさにそれが知りたかった!」
「この本、私のために書いてくれてるみたい!」
そう思ってもらえる本になるからです。
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読者目線の企画書は、編集者にも伝わる
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本の企画書を書くときも、
「できなかった頃の自分」を思い出しながら書くと、
案外スルスルと出来上がったりします。
読者がどんな気持ちでページを開き、
どんな情報を求めているのか。
そこに寄り添えた企画や本は、
読者にも編集者にも響くからです。
あなたの強みは、過去のあなた自身の中にある。
「できなかったころの自分」を思い出し、癒し、
時にはいたわりながら、企画書を書いてみてくださいね。
OCHI企画では、
「できなかった頃の自分を忘れないあなた」
を応援していきます!
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OCHI企画
発行人・越智秀樹
https://ochikikaku.com/
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