【OCHI企画】「見出し」を制する者が、出版を制す!
「たった一行で世界は変わる!」
出版寄り添いコーチの田谷裕章です。
「いつか本を出したい」
そんな思いを心に温めているあなたに、今日はちょっとだけ“中身の話"を。
といっても、難しい話ではありません。
本のテーマやタイトルの前に、実は知っておくとグッと差がつくもの——
それが「見出し」なんです。
見出しって、何?
あまり聞き慣れないかもしれませんが、簡単にいうと
「この先に何が書いてあるのか」を一目で伝える“言葉の見出し札"のこと。
雑誌の記事やネットニュースのタイトル、本の目次に並んでいる各章・各項目のタイトル……
そう、あれも見出しなんです。
そして、この“見出し"こそが、読者に「この本、面白そう!」
と思ってもらえるかどうかを決める、とても大事なパーツなんです。
■ 見出しって、そもそも何?
「見出し」とは、文章の“顔"のようなもの。
本文の内容をひと目で伝え、
読者がその先を読みたくなるように仕掛ける「看板」の役割があります。
たとえば本の中には、
章見出し(大きなテーマ)
中見出し(具体的な話題)
小見出し(細かな説明)
などがあり、文章をスッキリ整理してくれます。
でも、それだけじゃないんです。
見出しには、読者を惹きつける“広告コピー"の力もある!
■ 見出しは「読者との最初の出会い」
本屋さんで気になるタイトルを見つけたとき、
あなたは次に何を見ますか?
そう、目次ですよね。
そして、目次をパラパラと見ながら、
どんな本か?
自分に必要な情報があるか?
面白そうか?
を判断しているはず。
このときに目に入るのが、「見出し」です。
つまり、見出しはあなたの本を選んでもらうかどうかの分かれ道になるんです。
■ ちょっとした工夫で読者の心をつかむ!
たとえば——
✕:「インバウンドで盛り上がる日本」
→ どこかで聞いたようなありきたりな印象。
◎:「外国人だけが知っているニッポン」
→ 「えっ、なになに?」と思わずページをめくりたくなりますよね!
✕:「人に期待しすぎない習慣」
◎:「『人に期待する』と『自分を認めてほしい』は実は同じ」
→ 読者の「え、それってどういうこと!?」を引き出せれば勝ちです!
■ 見出しのセンスは、日常で鍛えられる!
見出しづくりのコツは、日々の“言葉アンテナ"にあります。
● 街中の広告やWeb記事の見出しをノートにメモ
● 自分ならどう言い換えるか、遊び感覚で考える
●商品や風景にオリジナルコピーをつけてみる
こんな「言葉の筋トレ」を続けるだけで、
あなたの原稿に、グッと引きの強い見出しがつけられるようになりますよ。
春から初夏への風が気持ちいい季節になりました。
あなたの文章にも爽やかな追い風が吹きますように。
OCHI企画では、
「見出しを磨くあなた」を全力で応援しています!
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OCHI企画
発行人・越智秀樹
https://ochikikaku.com/
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