【OCHI企画】編集者に嫌われる著者のタイプ・ワースト3
「たった1行で世界は変わる」
1200万部出版マイスターの越智秀樹です。
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昨日は神戸で「眼心」というものを受けてきました。
「眼心とは字の通り『目』を診てその人の体調や体質を見分けるものです」
とサイトには書かれているのですが、いきなり性格診断のような話が始まり……これがまあ、当たってるんです(笑)
「せっかちで人の好き嫌いがはっきりしていて、顔に出やすい」
「根が素直なので、上司に怒られても頑張って成果を出す。正義感が強すぎて、曲がったことが大嫌い。そのせいで過去に上司と衝突したことがありますよね」
耳の痛い話が続いた後には、「越智さんのような人は、日本では生きづらいタイプです」とトドメのひと言。
(じゃあ、どこの国なら向いてるのよ?)と内心でツッコミながらも、笑うしかありませんでした。
でも考えてみると、この“頑固さ"があったからこそ、編集者時代も安易な妥協はせず、ヒット作を生み出すことにつながったと感じています。
さて今日は、その流れでちょっと耳の痛い話 をします。
題して——
「編集者に嫌われる著者のタイプ・ワースト3」。
早速、いってみましょう!
第3位 名刺代わりに本を出したいという人
あなたが本を出したいというと、編集者から必ずこう聞かれます。
「なぜ本を出したいのですか?」と。
その時につい言っちゃうのが「名刺代わりに」という一言です。
お気持ちはとてもよくわかります。
せっかく本を出すなら自分のビジネスにつなげたいし、本を出せば自分が何者かも1冊でわかってもらえる。
さらには、講演やメディア出演のオファーが増える、といったメリットもある。
しかし、これを“真正面から"言われると、編集者は急に萎えてしまうのです。
なぜなら、私たち編集者は「著者のブランディングのため」ではなく、読者のために本を出したいと考えているから。
たとえば、心の中で「本を出して影響力をもちたい」と思っていたとしても、編集者に答えるときは、「読者にこんな価値を届けたいからです」と言い換える。
それくらいの配慮は、最低限必要です。
第2位 ライバル本を知らない人
例えば「話し方」の本を書きたいとしましょう。
そのときに、今どんな話し方本が書店に並んでいるのか?
なぜその本は売れているのか?
他に売れている本は何か?
これを調べずに、自分の企画がいかにすごいかを一方的にしゃべってしまう人、けっこういます。
これはこれでエネルギーがあって素晴らしいことですし、著者はエネルギー溢れる変人が多いので、編集者もこうした人には慣れています(笑)。
ただ、編集者というのは、常に著者に「その分野の第一人者」であってほしいと願っています。
にもかかわらず、「話し方本でどんな本があるのかよく知りません」という人は、大きなハテナマークをつけてられてしまう。
そして、編集者がよく言う断り文句に、次のようなものがあります。
「この企画、書店のどのコーナーに並ぶのかイメージできない」
そうならないためには「時間を見つけて書店に通う!」
これ、ものすごく重要です。
自分の本が、どの棚で、どんな表情で並ぶのか。
それをイメージすることが、著者への第一歩です。
第1位 できない言い訳をする人
「できる編集者」ほど、著者の可能性を最大限に引き出そうとします。
だからこそ、あえて少しハードルが高めの企画を提案することがあります。
「この人ならこういうのも書けるかもしれない」
「少しハードルが高いかもだけど、ぜひチャレンジしてほしい」
そういう“期待"を込めた提案なのに…
「ちょっと私には無理です。なぜなら……」
「そういうのを書きたくありません。というのも……」
と、言い訳から入る人がいます。
もちろん、持ち帰って実際にやってみた結果やっぱり「できません」となることはあるでしょう。
しかし、まずは
「考えてみます!」「やってみます!」
と言って、実際にやってみるかどうか。
編集者はそこを見ています。
著者になれるかどうかの分水嶺は、まさにこの「チャレンジ精神」にあります。
ーーーー
まとめ
ーーーー
出版は、著者ひとりで実現できるものではありません。
編集者とタッグを組み、二人三脚で育てるものです。
めちゃくちゃ好かれなくてもいいけど、わざわざ嫌われることもありません。
まずは編集者に嫌われないこと、そしてやる気にさせること!
それが出版への第一歩です。
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