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★　Tear’s Letter
★　戦争の中の子どもたち～吉田薫のSmile Tear～
★　2022年4月24日　No.532
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こんにちは！NPO法人しあわせなみだです。

2022年度からの5か年計画となる「東京都男女平等参画推進総合
計画」。このうち、配偶者暴力防止法に基づき作成された「東京都
配偶者暴力対策基本計画」に、障がいのあるDV被害者及び性暴力
被害者への施策が盛り込まれました。研修、他機関との連携、普及
啓発等が実施されます。
「配偶者暴力対策基本計画」は各都道府県で作成されており、
性暴力に関する施策や、障がいのある被害者への取り組みは、
様々です。お住まいの自治体ではどのような計画が進んでいるのか、
ぜひ検索してみてください。

↓「東京都男女平等参画推進総合計画（令和４年３月）」はこちら
https://tinyurl.com/3yzr43e9

それでは今週の「Tear’s Letter」をお届けします！


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┃【Tear’s Letter No.532 Topics】
┃★１．戦争の中の子どもたち～吉田薫のSmile Tear～
┃★２．編集後記
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★１．戦争の中の子どもたち～吉田薫のSmile Tear～
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しあわせなみだ社員の吉田です。４月はスタートの月。新たな
環境に身を置いている方も多いのでは。そろそろ疲れが出てくる頃
かもしれません。どうぞお体をいたわってください。
今月のテーマは「戦争の中の子どもたち」です。

子どもの頃、漫画とバレエ（観るだけ）が好きだった私は、当然の
ようにバレエ漫画が大好きでした。とりわけ山岸涼子作
「アラベスク」は、読み返すたびに新しい感動へいざなってくれる
作品です。今また読み返しています。しかし今回は感動とは違った
複雑な気持ちが生まれています。地元のバレエ学校では劣等生
だったノンナ・ペトロワがレニングラード（現在はサンクト
ペテルブルク）のミロノフ先生に見いだされ、仲間とともに
切磋琢磨し、ソビエト連邦（当時）を代表するようなバレリーナに
成長していく物語。ノンナの出身地ウクライナのキーウ（旧表記は
キエフ）です。最近、この都市の名前を聞かない日はありません。
ウクライナはバレエ大国とされ、ロシアバレエ界の至宝と謳われる
スヴェトラーナ・ザハロワもまたウクライナ西部のルーツク出身。
私の中でウクライナとロシアは協働するイメージを長く持って
いました。その原点が「アラベスク」です。最近のニュースを
見聞きするにつれ、締め付けられるような思いになります。この
ニュースレターを書いている時点で、この二つの国に関する明るい
兆しがみえません。

明るい兆しどころか、状況は悪化する一方で、すでに多くの
犠牲者が出ているようです。恐れていたことですが性被害の報道も
あります。この数年、性暴力を絶対に許さない風潮がようやく
世界中で広がってきました。道半ばでのこの状況に言葉が
ありません。あっという間に悪いスパイラルに陥る戦況を
追いながら、かつての日本もこうした状況から、大きな戦争へと
発展し、大きな犠牲を払ったのだと認識しました。

私の親はかつての戦争前後に子ども～思春期を過ごした世代です。
戦争のために学校生活をまともに送れなかったことを、終生何かに
つけて嘆いて悔しがっていました。ご存じの通り、新型コロナの
影響でも子ども達に大きな犠牲と負担が生じました。勉強に影響が
出るだけではなく、登校が減り友達作りがしにくい、学校行事や
クラブ活動が中止になる、給食は黙食‥。人との繋がりが絶たれる
ことによる子ども影響はいかばかりかと心配していましたが、
さらに戦争という暴力が与える子どもへの身体的精神的影響は
いかにと、やっと親の嘆きと悔しさを少し理解できたように
思います。

コロナは科学の力で解消できる部分があるかもしれません。では
戦争の解消は何でしょうか。解決方法が武力や暴力であっては
絶対になりません。コロナも戦争も、人がすべての命をどう
捉えるのかを真剣に考えることが収束への糸口だと思います。
それを考えるのは大人です。ノンナのように好きな道を目指す
未来ある子ども達に、今以上の負担をかけられないと思う
この頃です。


★２．編集後記
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大手牛丼チェーンの常務取締役が、大学が主催する社会人向け講座
に登壇した際、若年女性や薬物依存症者を侮辱した、と
受け止められる発言をしたことがわかりました。会社と大学は、
謝罪文を公表しました。
事件が明らかになるきっかけは、受講生による抗議でした。加害に
対し、声をあげれば、社会は動くことを、実感しました。
加害を擁護する風潮にうんざりすることも、少なくありませんが、
決してあきらめず、目の前のできることから、取り組んでいきたい
ですね。

↓詳細は4/19付『BUSINESS INSIDRE』 [吉野家「生娘をシャブ漬け
戦略」抗議した受講生が詳細語る。「教室で笑い起きた」] を
ご覧ください
https://www.businessinsider.jp/post-253254

☆最後までお読みいただきありがとうございました。


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