【Tear’s Letter】高校生と痴漢について話して思ったこと～千谷直史のSmile Tear～｜【しあわせなみだ】Tear's Letter バックナンバー

【Tear’s Letter】高校生と痴漢について話して思ったこと～千谷直史のSmile Tear～

2024年06月16日

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★　Tear’s Letter
★　高校生と痴漢について話して思ったこと～千谷直史のSmile Tear～
★　2024年6月16日　No.606
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それでは今週の「Tear’s Letter」をお届けします！

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┃【Tear’s Letter No.606 Topics】
┃★1.高校生と痴漢について話して思ったこと
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┃★2.編集後記
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★1.高校生と痴漢について話して思ったこと
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こんにちは千谷です。
5月25日に江東区で子育て支援をされている
一般社団法人ママリングスさんと高校生グループN4さんと
痴漢を無くすことを考えるために開催された
痴漢防止講座で痴漢についてお話させていただきました。

当日の内容についてはSNSで報告させていただいているので、

先日、私が中学校で講演をさせていただいた時に話をきいて
「性暴力についての話って恥ずかしいな」と思っていたら、
若い男がきたので驚き、更に「性欲が原因じゃないんだ」ということに驚き、
お家に帰ってからもメンバーで性暴力について話をしていたとのことで
もっと話を聞きたいと依頼をいただきました。

たぶん産婦人のお医者さんや看護師さんなどで女性がくると思っていたそうで
そこでギャップをつくることができ、話をきいてもらう1つの空気を
つくれていたことには私自身驚きました。
そして、もっと驚いたのは友人同士で
性暴力について話が盛り上がったということです。
自分が一生懸命準備した資料やこの子達に被害に遭って欲しくないと
半ば親心のような気持ちが少しでも届いたのかなと思えたことが
これからも頑張ろうという気持ちにさせてくれました。
また、高校生になり、電車通学が増えたことで痴漢被害に遭いそうになったけど
話を聞いていたおかげで、回避することができたと聞き、
「痴漢撲滅プロジェクト」痴漢被害実態把握調査にて、
痴漢被害に初めて遭った時期をみると
53％の人が高校生までに被害を経験しています。
被害に遭いやすい時期に知識をつけることの大切さを実感しました。

当たり前ですが、被害に遭いやすい時期とはいえ遭ったことがない人や
危険を感じたことがなければ当事者意識はつきにくく、
自分が被害に遭う可能性を考慮できていないと
いざという時に動けないものです。
私の男性の友人で痴漢被害に遭ったことある人は
動けず、声がでなかったと言っていました。
単純に恐怖を感じたからというだけではなく、
「まさか自分が」という意識外からの攻撃には
どんな人でも反応ができないものです。
被害に遭う前に危機感を身につけることができるのは教育です。

親からの教育なのか、学校教育なのか、今回の例のように
同世代で広まるものなのか、人によって刺さるものは違うと思うので、
たくさんの方法が必要だと思います。
そして最も重要なのは痴漢を始め、
性暴力はいけないことだということが常識になることです。
「性暴力はいけないこと」だと言えば、皆当然だと思うでしょうが
現状「夫婦間のセックスに同意はいらない」と考えている人や
「上司は部下になんでもしていい」と考えている人はざらにいます。
なにが性暴力か知らしめることが非常に重要です。

若者に対する情報啓発には、被害に遭わないために加害者にならないために、と
将来性を考慮した所に重点を置きますが、現役で加害行為を行う世代や
職場での性暴力にストップをかけられるような
仕組みが少ないのではないかと思いました。
(私が知らないだけかもしれませんが)
学校など教えてもらえる環境を脱すると
情報の刷新には人により大きな格差が生まれます。
また、年を重ねるほど新しい知識に対する
抵抗感は大きくなるものだと思います。
そのため、ずっと学び続けることができれば、
急な方向転換を余儀なくされた時
対応しきれず、折れてしまうようなこともなく、
きれいなカーブを描くことができるのではないかと思います。
鉄を熱いうちに打つように、けがをしないために柔軟体操を欠かさないように。

大人になれば、遊びって「飲み」が多くなり、
大人になれば選択肢も増えるのに飲みでなくても
どうして話すことに重きを置くようになるのかずっと不思議でしたが、
とどのつまり、お酒の力を借りブーストをかけないといけないほど、
話すことでしか発散できないものがあるということなんでしょうか。
結局、一方的に教わるだけでなく、冒頭の高校生グループのように
もっと話し合うことがどの世代にも求められていることなんじゃないでしょうか。

導入と、オチがびっくりするくらい違う話になってしまいました。
文章へたくそで申し訳ないです。
〇知識は大事だと実感した
〇性暴力を抑制するための教育なら大人にこそ性教育が必要だと思った

まとめるとこんな感じです。

ただのぼやきに終わらせず、しっかり事業として向き合いたいものですが、
どなたか協力していただけませんか…?

「痴漢撲滅プロジェクト」痴漢被害実態把握調査
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/0000002189/R5chikan_report.pdf

★2．編集後記
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最近本業の方でも業務を増やしてもらうことができ
仕事の幅が増えて有意義に仕事をしています。
新しい業務が楽しいとどうしたら効率的にできるかとか
知識を増やしたいと考えるようになってしまいますが、
障害福祉の知識や地域の福祉サービスの知識など
そちらが疎かになっていることに気づいてしまいました。
楽しいことだけでなく、本質を見失わないように気をつけたいと思います。

次回の配信は7/7です。お楽しみに!

☆最後までお読みいただきありがとうございました。

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