メディカルフィットネスの開設・運営のポイント【NG事項、決めてますか?】
【2023年2月22日号】
こんにちは!
医療法人社団和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。
このメルマガは、メディカルフィットネスの事業において重要なポイントを解説します。
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【メディカルフィットネス開設・運営のキーワード】
「NG事項を明確にする」
メディカルフィットネスの運営では、多くのところでスタッフの方が現場にいらっ
しゃることと思います。
施設の価値を伝える中心的役割を果たすのもスタッフさんの場合が多いと思います。
一方で、運営上のトラブルが起きる原因の一つに運営スタッフの言動があったり
します。
なので、教育というのはすごく大事なことですが、一方で「伝えた」「伝わってな
い」問題も存在し、教える側と教わる側の意識や理解のギャップを埋める作業は大変
でもあり重要な課題でもあります。
特にこれからの時代は、人が提供するサービスや商品がいかに相手の課題・ニーズを
解消して、役に立つことが出来るかが大変重要であり、その時にスタッフの言動がト
ラブルの原因になるようだと、良くない口コミが拡がってしまい施設運営そのものが
危ぶまれてしまう可能性があります。
そうならないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか。
正直なところ「これだけやれば!」という特効薬は無く(あったらみんな解消されて
いる)、やるべきこと必要なことをきちんとやり切っているところが、より良い施設
への脱皮を実現できているように思います。
スタッフの言動というところに焦点を当てれば、その施設におけるスタッフのNG事
項、つまり「やらないでほしいこと」は明確に明文化しておくことをお勧めしています。
施設の責任者にとっての「やってほしいこと、やらないでほしいこと」とスタッフの
「やりたいこと、やらないこと」にはギャップがある可能性が高いです。
よく「良識的に考えて・・」というのもそこに集っている個人によって認識が違います。
自分の理解している良識と、周囲にいる方々の良識には違いがあることがあり、
ここには価値観の違いが反映されます。
これは視野、視座の違いから来るものも多いですが、トラブルを防いだり、起こった
際の裁定をする際の価値観を示すことにつながりますし、ルール提示にもなります。
トラブルを収めるには、何かしらの基準で判断をする必要がありますが、その判断基
準を明確にするためにも「やらないでほしいこと、やってはいけないこと」は明文化
しておくべきと思います。
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【今週の気になるニュース】
「重心動揺をMCI早期発見に役立てる」
脳や平衡機能の低下は重心動揺に影響するようです。
私たちもかつて重心動揺系を活用したバランス保持能力の研究をしていたことがあり
ました。
確かに、現場で感じる印象としても、認知機能が低下している方(もしくはそう感じ
る方)はバランス能力の低下も同時に感じることが多いです。
私たちが指導を担当している認知症予防教室では、約25名くらいの方が参加してく
ださいますが、そのうち20%くらいで認知機能とバランス能力の低下を感じます。
さらに興味深いのは、運動器の問題によるバランス能力の低下とはちょっと種類が違
うように感じるところです。
バランス保持能力の低下が、認知機能よりも先に起こっているようであれば、認知機
能低下予防に早期に取り組み始めるきっかけをより多くの方に提供することが可能に
なるかもしれません。
いわゆるスクリーニングというものですね。
転倒や認知症の予防は、私たちの現場では比較的身近に感じる健康課題です。
私たちが存在する意義の一つでもあるので、より良い貢献が出来るように今後も学び
を拡げていきたいと思います。
【お知らせ】
メディカルフィットネスの開設、運営をご検討の方は、こちらのリンクをご覧ください。
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「運営がなかなかうまくいかない」
「開設したいけど事業の企画が進まない」
「クレームと退会ばかり・・・」
「メディカルフィットネスと医療の連携がうまくいかない」
など、悩みや課題は日々出てきますね。
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ご連絡先:infomf@wafukai.or.jp
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