言葉は調べで、言葉は世界 言葉が変われば世界が変わる 言葉と心をつなげる専門家 高橋琴が送る 脳のカラクリを使ってマインドを書き換える 毎日ちょっと元気が出てくる メルマガです。

「休み」を設定しても、
どうしても
仕事のことを考えてしまう。。

もっとゆっくり
休みたいのに、
頭の中はぐるぐるぐる。。

そんな時の処方箋を
お渡しします！



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こんにちは。


言葉と心を繋げる専門家
高橋琴です。


昨日のメールでもお伝えした
先に「休み」を作る
という話。

実は、続きがありました。


「休みを作っても
　頭が全然休めてないんです」

「どうしても、仕事のことを
　考えちゃうんです」

「本当はもっと
　ゆっくりしたいのに……」

こんなふうに
ご質問をいただいたのです。


わかるわぁ、その気持ち。

「休み」の設定は、
普段の自分では
できないことをやるための、
いわば「ボーナスタイム」
のはずですが……

いつもと同じことしかしてない

もっというと
「その割に、仕事も進んでいない」

そんな生活に慣れっこになってしまい
休みの活用の仕方が
わからなくなっている
「お休み迷子」が続出しています。


そもそも
「休み」を作っても、
「自分が何をしたいのか」を
わかっていなかったりするので、

「休み」にやりたいことがなく、
結局いつもと同じことをやってしまっている
という感じに
落ち着いてしまうんですよね。


こんな感じの人は、
「いつもの思考」を
止めること、から始めると
「休み」の過ごし方が
上手になっていきますよ。


でもね、
「この思考が、
　止めようと思っても
　止まらないんですー」
って人が、
これまた続出しているのですよ。

そんなわけなので、
今日は
「ぐるぐる思考を止める」ための
２つの方法をお伝えします。


＜ぐるぐる思考を止める方法：１つ目＞
体を動かす

いつもいつも
同じようなことを考えてしまう方は、
頭の中が
休むことなく「ローディング」状態。

一体、何をそこまで考えることがあるんだ？
というくらい、ずっと考え続けています。

この状態、意識的に
「止まれ！」と念じてみても
うまくいくことはなく、
大抵の場合、
また違うことを
考え始めてしまい
終わりが見えません。


そんな時は、
ちょっと激しめの運動を
してみましょう。

息が上がって
はぁはぁしている時に、
明日の予定はこうだから
段取りはこうで、なんて
繊細なことは考えられません。

せいぜい
「苦しい」「しんどい」「息上がるー」
くらいでしょう。

ランニングや水泳などが
手軽に始められるかなぁと思いますが、
バッティングセンターや
ゴルフの打ちっぱなしなども
効果的です。

私は、久しぶりに
テニスボールを打ち抜きたいなぁ。


余談ですが、
「運動」という字は
「運を動かす」と書きます。

体を動かして
運動するほど、
運気も変わっていきますので、
意識的に体を動かす時間を
持ってみるようにしましょう。


＜ぐるぐる思考を止める方法：２つ目＞
思考を全て紙に書き出す

体を動かすのが苦手な人、
なかなか続かない人は
まず、こちらから
試してみるのも
いいかもしれません。

この「紙に書き出す」って
けっこう重要で、
頭の中の整理には
もってこいなのです。


とはいえ、
これも苦手な方がいます。

「いざ、紙の前に向かっても
　一体何を書けばいいのだろう？」

そんな感じで、
「書こう！」と思った時に
手が止まってしまうのです。

私も昔、そうだったんですが、
とある先輩に聞いた方法が
めっちゃ効果高かったので、
今日はその方法をお伝えしますね！


まず、用意するものは、
・４〜５枚の紙（裏紙やノートでもOK）
・２〜３色のボールペン
・タイマー
これだけ。

ペンの色は１色でも構いませんが、
２〜３色あると
振り返った時に面白いです。

では、タイマーを20分にセットして、
紙とペンで
頭の中を丸ごと
書き出してみましょう。

ボールペンの１色をセットしたら、
頭で思いつく考えを
片っぱしから書き出していきます。

ズラズラと。
ひたすらズラズラと。
こんな感じです。
↓
今日は何書こうかな？って思っても最初は何も思い浮かばないんだよね。てか、今日の晩ご飯どうしよう？あーーー、そんなこと考えてる場合じゃないし。だから、えーと。今日は私何したいんだっけ。そうだよ。休みたいんだよ。でも、いつも頭が忙しいんだよ。これ本当になんとかならないのかな。。

みたいな。

20分のタイマーが鳴るまで、
ひたすら、ひたすら書き出してください。


で、タイマーが鳴ったら、
一旦止まります。

でも、最初の20分なんて
あっという間だから、
「まだ書き足りない！」って
なる人の方が多いはず。

なので、インターバルをおかずに、
次の20分を始めます。

この時に、ペンの色を変えてみましょう。

どこからどこまでが１回目で、
２回目、３回目と
色が変わるたびに20分の塊が
できてきます。

１周色を使い切ったら、
また最初の色に戻ってOK。


そうやって、
20分を繰り返し繰り返し
頭の中の書き出しに使っていると
いつの間にか
書くことがなくなってきます。

「もういいかな」と
思った時が、やめ時で
その時点で終了です。


ある意味、これだけ。

書き出したことを
考察しなくてもいいし、

一体何の意味があるんだと
振り返る必要もありません。
（私は自分の思考が面白いから、
　振り返っちゃうけど）

要は、ずーっと
エンドレスで考えていたことを
アウトプットすることで、
頭の中から外へ
放出させたようなものです。

そうすると、
頭の中がクリアになり、
他の情報を入れる余地が
生まれるようになります。

あんなに
ぐるぐるしていた思考が
凪いだような爽快感に包まれますので、
ぜひ、試してもらいたい方法です。


というわけで、今日は、
「休みの日でも
　考え過ぎてしまう」
という方のために、
「ぐるぐる思考を止める方法」を
お伝えしました。

ぐるぐる思考は考えているようで、
実はただの雑音のようになっている
ことが多いですから、
あえて止める時間を
持ってみるようにしましょう。

思考がクリアになると、
入ってくる情報の精度が増し、
無理なく選択できることが
たくさん増えてきます。

ぜひ、やってみてくださいね。


ではでは。

言葉は調べで、言葉は世界。
言葉を変えれば、世界が変わる。

それでは、今日もいい１日です。


高橋琴