「わからない」を忘れない
何かを教える資格はありません
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
エンジニアライターの
「書いて人生を変える」メルマガ
Vol.0022 2019.12.11
発行者:蔵本貴文(くらもとたかふみ)
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★登録解除、変更URLはメールの最後にあります
こんにちは。
エンジニアライターの蔵本です。
何回かこのメルマガでも書いていますが、
今、数学の本を執筆中です。
ただ、今回の本は今までのように
高校数学程度をメインとしたものではなく、
対象者が理工系の大学生以上になります。
だから、実際のところ私自身が
勉強しないといけないことが
かなり多いのですね。
いま取り組んでいるのが、
微分方程式の数値的解法である
4次のルンゲ・クッタ法です。
というと、難しそうだと思うでしょうが、
実はそんなに難しい話ではありません。
高校で学ぶ積分計算のほうが、
よっぽど難しいと思います。
ところが。。。
計算がなかなかできないんですよ
紙とペンで計算してみるのですが、
なかなか答えが合いません。
落ち着いて計算しようとするのですが、
歩いていて右手と右足が同時に出る、
そんな感じでうまくいかないのです。
こんなことをやっていると
「わからないって、こんなことなんだな」
と感じます。
例えば、娘に数学を教えている時、
「なんで簡単な計算を間違えるんだ」
と私は言います。
でもやっぱり、始めて見るものは、
なかなかうまくできないものですよね。
今の私に教えてくれる人がいるとしたら、
「なんて物分かりの悪いヤツだ」
そう思われることでしょう。
レベルの差はありますが、
全く同じなのです。
違う例ですが、中学で習う文字式、
「a+2a=3a」という計算が
できない子がいます。
そんなの「1+2=3」と同じだろ。
と思うのですが、
それは既に理解した人の感覚です。
わからなかった自分を
忘れてしまっているのですね。
今回の本の執筆を通じて、
自分が謙虚さを忘れていないか、
それを確認するいい機会になっています。
学校の教師のように人に教える人、
また私のような著者にとっては、
「わからない気持ちを忘れない」
ということが非常に重要です。
そして、それを忘れないためには、
自身が新しいことを学び続けることが
大事なのですね。
新しいことを学ぶことを忘れた瞬間、
謙虚さが失われて、
自分の説明もわからないものになります。
このメルマガの読者の方は、
人に何かを伝える方が多いことでしょう。
ご自身でも新しいことの学びを、
忘れないようにしてもらいたいと思います。
●●今日のポイント●●-----------------
他人に何かを教える、伝える人は、
自分自身が学び続けていなければならない。
-------------------------------------------
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆ 発行元情報 ◆◇◆
このメールに返信すると
発行者にメッセージを送れます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★発行人:蔵本貴文(くらもとたかふみ)★
大手半導体メーカーでエンジニアとして働きながら
数学を中心とした書籍の執筆や
電子書籍(Kindle)のプロデュースを手掛けています。
▼詳細プロフィールはこちら
⇒http://try.rikei-style.net/article/119908331.html
★蔵本貴文の著書★
▼エンジニアが出版する3つの理由
⇒https://amzn.to/2F7GLAT
▼数学大百科事典 仕事で使う公式・定理・ルール127
⇒https://amzn.to/2DJSHHI
▼学校では教えてくれない!
これ1冊で高校数学のホントの使い方がわかる本
⇒https://amzn.to/2TpkH8A
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
▼バックナンバーはこちらから
⇒https://mail.os7.biz/b/qAnS
▼登録フォームはこちらです
(メルマガをご紹介頂ける時にお使い下さい)
⇒https://mail.os7.biz/add/qAnS
▼登録メールアドレスの変更はこちらから
⇒https://mail.os7.biz/mod/qAnS
▼登録解除はこちらから
⇒https://mail.os7.biz/del/qAnS
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
記事一覧
できればもっと早く終われば…… こんな望みはまず実現しません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0794 2024.11
2024年11月22日
最近、英語が楽になりました。 でもそれは私が成長したというより…… □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0793 2024.
2024年11月21日
もう、そのまま原稿に使えそうな 文章をAIが作ってくれます □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0792 2024.11.1
2024年11月19日
仕事が気になってモヤモヤしてしまう。 それを吹き飛ばすためには……。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0791 2024
2024年11月15日
今年も何もできなかった…… これを防ぐ方法がテーマです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0790 2024.11.13
2024年11月13日
不安で夜に眠れなくなっても、 やっぱりチャレンジするべきなのです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0789 2024.
2024年11月11日
お客さまのこの不安を、 軽視してはいけません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0788 2024.11.8 発行者
2024年11月08日
私は忘れ物が多いです。 しかしそれさえ長所になり得ます。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0787 2024.11.6
2024年11月06日
プロフェッショナルとは、 ○○○○を持っていることだと思います。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0786 2024.1
2024年11月04日
早起きが苦手だからといって、 引け目に感じる必要はありません。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0785 2024.11
2024年11月01日
官僚的というと悪口に聞こえますが、 それも社会には必要なのです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0784 2024.1
2024年10月31日
いつもギリギリになるのは、 当たり前の理由があるのです。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0783 2024.10.28
2024年10月28日
一番、付加価値の高いことには しっかりお金を使いましょう。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0782 2024.10.2
2024年10月26日
「人生を楽しもう」とも言われますが、 私は人生を○○だと考えています。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0781 202
2024年10月24日
凡人と異才を分けるのは、 その○○なのだと考えています。 □━━━━━━━━━━━━━━━━━━ エンジニアライターの 「書いて人生を変える」メルマガ Vol.0780 2024.10.21
2024年10月22日