「あいだの力学」の月刊メールマガジンです。 毎月11日に発行されます。

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　　　　　「あいだの力学」の気になる間の話
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019/7/11
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皆さま、こんにちは！

すっきりとしない天気が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

先月のこと。産業カウンセラーの大会で横浜のみなとみらい21地区を
歩いていたところ、サラリーマン時代の上司とバッタリ会いました。

ちょっとした立ち話だけしかできませんでしたが、お互いの「今」の
立ち位置を確認する貴重な時間となりました。

今度は、ゆっくりと話す時間を持ちたいものです。

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【今月の気になる間の話】

●「自分」と「自分」のあいだがら

コーチをしていると、しばしばコーチがクライアントさんと約束することが
あります。たとえば…
　「明日のプレゼンがどうだったか、次回のセッションで確認してください」
とか、
　「今度の土曜日のマラソン大会、完走したかどうか、
　　日曜日にメッセージを入れておいてください」
とか、
　「一か月後も禁煙を続けているか、来月末にメールを入れてください」
とか。

クライアントさん自身が自分で立てた目標（＝チャレンジ）に対して、
自ら振りかえる「キッカケ」をつくるため、コーチにメッセージを入れて
もらうよう約束をするというわけです。

先日もそんな約束を果たすため、わたし（和氣ひろゆき）は、ある
クライアントさんにメールを書いていました。

そのクライアントさんとの約束は、おおよそ一年前のセッションの最終回に
交わされたもので、

　「一年間、今のまま、自分のやり方でがんばってみます。
　　一年間がんばってみて、どうだったかを振り返るため、
　　一年後に確認のメールを入れてください」

というもの。「うまくいった」「（うまく）いかなかった」の結果はどうで
あれ、チャレンジの結果、今の状況に至ったのなら、胸を張ってほしいなあ…
と思いながら、文面をまとめて送りました…


…と。

…はて？

そういうわたし（ひろゆき）は、一年前の自分に対して、「胸を張れる」こと
はあるのかな？

クライアントさんに投げた言葉が、自分に「刺さる」というのは、実はコーチ
の「あるある」でして※(笑)。このときも、自分に「グサッ」と刺さったの
でした。
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一年前の自分と比べての大きな違いは、わたし自身がもつ能力の全てを
「発揮する」ことにコミットし、エンジニアとしての仕事を再開したこと。

コーチやカウンセラー・研修講師など、人を支援する仕事と、エンジニア
として、新しい何かを生み出していく仕事を両立していくことは、カラダが
しんどくて大変だけれども、とてもやりがいを感じています。
大リーグの大谷選手ではないけれども、「二刀流」のパラレルキャリアで
バリバリと仕事をしていることは、一年前の自分に対して「胸を張って」
話せることかもしれませんね。

…三年ぐらい前の自分とはどうかな？

三年前の7月は、TREのトレーニングを終えた直後のころ。その頃は、その後に
押し寄せる大波小波のことなんて、全く予想できなかったなあ。
でも、それらをTREの仲間と乗り越える過程で、互いの連帯意識が芽生えたし、
海外の友人もたくさんできた。気づくとTREの仲間を支えるコミュニティの
役員にもなっている。このことは、三年前の自分に対して「胸を張って」
報告できることだなあ。

十年前の7月は、よーりーと出会って付き合おうとしていたぐらいの頃かな。
まさか、つぎの年には結婚しているなんて全然思ってもいなかった！
ぼくらの結婚生活も今年で十年目になるけれども、互いのデコボコ具合は
相変わらずで、今ではそのデコボコさが二人の生活に潤いを与えているように
さえ感じている。よーりーとの生活をとおして、人の縁の「不思議さ」や、
人間関係の「奥深さ」を学べたことは、十年前の自分に報告したいことだ。
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どうやらわたしは、細々としたイザコザや行き違いはあるものの、全般的には
十年前よりも、三年前よりも、そして去年よりも、「幸せ」になっているよう
です。このまま歩んでいけば、きっと「幸せな人生」を築くことができること
でしょう。

ま、幸せの案内人である「ライフコーチ」の面目も立つというもんです。


みなさんの場合はいかがですか？
一年前のご自身と比較して、「胸を張れる」ことはありますか？

もちろんあればOK！でも無くても心配はありません！

この一年、まだ半年も残っているのですから、「胸が張れる」一年にする
チャンスは十分にありますよ！だから大丈夫！


（ひろゆき）


※まあ、だから管理職対象のコーチング研修では、コーチングの「実践」が
　大事なんですが…(笑)


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