「あいだの力学」の月刊メールマガジンです。 毎月11日に発行されます。

　　　　　「あいだの力学」の気になる間の話
　　　　　　----------------------------　　2025/12/11


皆さま、こんにちは。

2025年もいよいよ最後の月を迎えることになりました。こうして、また区切りを迎えられるのも、ありがたいものですね。
最近、世間ではインフルエンザが流行っているとのこと。実は、あいだの力学のぼくたち(和氣ひろゆき／より子)も罹ってしまったらしく、先日熱を出して寝込んでいました。今は回復して二人ともまあまあ元気、ちょっと咳が残っているぐらいにまでなってきています。このまま無茶をしなければ、年末年始は楽しく過ごせそうです。

あえて見方を変えると、今年は早めに罹ったことで、この冬のインフルエンザに対する免疫は「バッチリ」な状況なんじゃあないかとも思うのです。「災い転じて福となす」…来年はそんな年にしたいですね。

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【今月の気になる間の話】

●わたしと「今年(2025年)」とのあいだがら

ここ最近の年末は、わたし(和氣ひろゆき)がメルマ

ガを書いているようだ。でも「その年を振り返る」という、いわゆる「ありがちな」テーマを題材にしたものはあまりないようなので、今回は「あえて」振り返ろうと思う。

ぼくにとって今年(2025年)は、仕事面、特に経済的な面では、比較的恵まれた一年だったと思う。そういう状況だと毎日の個々の雑多な問題はあるものの、あまり記憶に残らないものだなあ…と、いうのが正直なところだ。一方でプライベートな部分では問題が多く起きて、その対応に振り回された感じがする。その意味では仕事が順調であったことは、気持ちの上では救いになっていたのかもしれない。

プライベートで起きたこと。まずは、1月に愛用していたパソコンが壊れてしまったこと。年末年始を沖縄で過ごし、「良い気分」で生駒の自宅に戻ってパソコンの電源をいれたとき、「ウン」とも「スン」とも言わなくなっている状況に、血の気が「サーッ」と引いたのを今でも鮮明に覚えている。幸いにしてバックアップを取っていたので、2-3か月分のデータ損失だけで済んだが、はじめてメルマガを休載することにもなった。

つぎに起きたプライベートでの一大事は、実家のお袋が亡くなったことがきっかけとなって、兄弟姉妹間の考え方の相違や、親戚間の認識の違いのモロモロが、一気に噴き出してきたこと。お袋の葬儀の後、溜まっていた疲れが「ドッ」と出て、結局1か月ぐらい体調を崩すことになった。兄弟姉妹のそれぞれに生活があるのに加えて、ぼくは30年以上前から実家から離れて暮らしているのだから、考え方に違いがあるのは当然なこと。変な言い方かもしれないが、「前向きにあきらめる」以上の解決方法が「ない」という状況で、精神的なタフさ※1を磨いたことになったのかもしれない。

それから、なんやかんやで問題になったゴタゴタは、自宅のネット―ワークのプロバイダを変えたこと。もともとのきっかけは、今まで契約していたケーブルテレビの会社が、サービスの内容を変更し、ぼくたちが使っていたデジタルテレビの配信サービスが使えなくなったことにある。ケーブルテレビの契約を解約し、電話系のネットワークのテレビ配信サービスを使うように変更しなければならなくなった※2。ちょうど台風シーズンが近かったこともあり、交通機関の計画運休をリモートワークで補助するということも、ちょくちょく行われていたことから、テレビ配信サービスの申し込みとともに、回線自体も高速なものに変更することにした…が、コレがそのときに契約していたネットワークプロバイダ(A社)とのトラブルの原因となった。

A社との間で起きた問題の詳細は書かないが、まあ、ともかく、電話での対応がトンチンカンでひどすぎた。何回も電話をかけて、たまたまつながったA社の技術担当者が、親切心で教えてくれたから何とかなった※3が。結局のところ、A社との契約を終了し、別のプロバイダ(B社)と契約することになった。B社のサービスが始まるまで、なんやかんやで10日間ぐらい、自宅でネットワークが使えない、「不自由な生活」が続くことになった。

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改めて振り返ってみると、プライベートでの色々な不都合は自分たちに原因があった…というよりかは、自分たちの預かり知らないところから「降りかかってきた」もののように感じる。そんなわけで、清水寺よろしく「今年の一字」を書いてみると「外」というのが、自分的にはシックリくる感じがする。

「外」から降りかかったことが多かった一年だったにもかかわらず、今こうして「ソコソコ幸せ」な気持ちでいられるのは、やはり嫁さんである和氣より子のお陰だと思っている。ぼくとは全く違う考えを持っていて、全然考えが合わない部分があるからこそ、ぼくは自分の狭い考えに気づくことができる。彼女がぼくに対して、どう思っているかはわからないが、ぼくは彼女を「いい相棒(バディー)」に思っているし、来年もそうであってほしいと思っている。
だから、「今年もありがとう。来年もよろしく！」



※1:お袋の葬儀で、親戚の叔父さんから、「裕之、恰幅がよくなったな！」と言われた。「体形が太った」ということではなく、「精神的にタフに見える」という意味だと、勝手に解釈しています(笑)。

※2:ぼくらの地域は、生駒山のテレビアンテナは見えるものの、実は難視聴地域だったりするので、ケーブルテレビなどのテレビ配信サービスを使っている人が多かったりします。

※3:電話案内の「ひどさ」とは、たとえばこんなことである;

　電話案内　「お電話、ありがとうございます。こちらはA社の電話サポートサービスです。」
　　　　　　「Wimaxなどの契約に関しては(1)を、〇〇光など固定回線サービスに関しては(2)を、旧X社が提供する〇〇サービスについては(3)を押してください。」

ぼくらの場合、このときはA社の「〇〇光」を使っていたので「2番」を選択していたのだが、その後はどうにもこうにも目的の項目がでてきません。そこで、でたらめな番号でとにかくオペレータにつなげて、窮状をつたえたところ…
　「あ～、そうですか。そしたら、最初の電話案内で音声サービスの内容を＊聴かずに＊『1番』を選択してください。」

どうやら「Wimaxなどの契約に関しては(1)」の「Wimax」とは契約に関する一例で、「〇〇光」の契約も「1番」ということらしい。こりゃあ、何のために音声案内があるのかしらん…と、思った次第。ほかにも色々あったため、A社との契約をやめることになったわけです。


（ひろゆき)


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